我が家に突然猫がやってきたのは6年前
我が家には3歳になる息子ルークの他に、猫のルーシーがいる。
6年ほど前、音楽活動をしている主人のライブがあり、2人でライブハウスへ出かけた夜のこと。
ステージも無事に終わり、お店の閉店時間の真夜中が近づいてきたので、音楽仲間や友達数人とほろ酔い気分でお店を出て帰り際に会話を楽しんでいた。するとそこへ、手のひらサイズくらいの黒っぽい子猫がどこからともなく私達の輪の中へやってきた。生後2〜3ヶ月くらいかなぁ。
最初に気がついた仲間の1人が抱えあげ、近くに母猫がいるのでは?と辺りを見渡し探してみたが、どうやら1匹のようだった。そして、逃げる様子も全くない。
この子猫をどうする?🥺
車も多い繁華街。こんな夜中にふらっと出てきた小さな野良猫をそのまま置いても帰れない。その人の住まいでは猫が飼えないということで、結局その夜は車で来ていた他の音楽仲間が連れて帰ることに。私達もホッと一安心してその日は家に帰った。
連れて帰った人が大切に育ててくれるか、誰か引き取り手が見つかるよねぇ…と安易に考えていたので、後にまさかその時の子猫が家に来ることになるとは思いもしなかった。
何かの縁なのか?🐈⬛
ライブハウスでの出来事があってから1週間くらい経ったある日、子猫を連れて帰った音楽仲間から主人へメッセージが届き、「子供がまだ小さく猫の面倒まで見れないので、家族で話し合って他の引き取り手を探すことになった。そっちで飼うことはできないか?」と。
主人からその話を聞いた時は何処か他人事のような感じで、私の生活=猫との暮らしという流れが全く想像できなかった。家の中に猫?🤔
しかも、家には父親(息子がジジと呼んでいる)も同居しているから同意を得るのは難しいだろうと断る方向で考えていた。
子猫は確かに可愛いよね。でも、生き物を飼うって相当の覚悟が必要だと思う。それまでの自分の人生に猫が絡んできたことが一度もなかったので、猫について全く知識がなかった。私は子供の頃、犬を飼っていたことはあるが猫ってどうなんだろう…。
一旦は断ると決めたものの、もし引き取り手が見つからなかったら…と何故か子猫の行く末が気になって心がそわそわ。
一応、父親に話してみるかと思い、「子猫を飼うってどう思う?」と聞くと、「子猫?まぁいいんじゃない?」と意外な答えが返ってきた。父親はそれほど動物に関心がある人ではないのに、まさかの即OK👌😳
そうなのか!ということは私と主人の気持ち次第ってことか。その夜、2人で話し合い、「子猫を迎えてみるか!」という結論に至った。
相性が合うか、家に馴染んでくれるか、健康かどうか、躾はどうする?猫を育てることはどのくらい大変なのだろうか…?
他にも不安は沢山あった。でも、とにかくやってみよう!と思い、数日後、我が家に子猫がやってきた。🎉
お店の前の暗がりで初めて見かけた時は顔をはっきり見ていなかったけれど、間近で見て思わず
可愛いすぎるぅ〜😍💕
一瞬で心を奪われた!
おもちゃと戯れ元気に遊び、たまに私達を見上げる小さな小さな猫ちゃんは皆んなの心を掴み、家族や友人達のアイドルになった。😍
名前はLucy(ルーシー)と名付けた。心配していたトイレも初日にすぐ場所を覚え、今まで一度も失敗したことがないほどお利口さん。私達の部屋で寝ていても、夜中にトイレに行きたくなると階段を降りてちゃんと所定の場所へ行く。👏 ケージもなく、家中好きなところを好きなだけ動き回っているけれど全く問題なし!家の環境も気に入ってくれたようで、ストリートキャットから自由気ままな家猫🐈⬛になった。
幸いなことに病気もなく健康に育ってくれたので、猫トイレの掃除とエサ入れの補充さえ忘れずにやってあげれば他は殆ど手がかからない。
階段の上り下りや、夜中に部屋の端から端を大運動会のように走り回ったりとしっかり体も動かしている。お腹が空いたらエサを食べ、寝たいだけ好きな場所でゴロゴロ。
抱っこされるのは苦手だけど、かまってほしい時は擦り寄ってきたり、水入れが用意してあるのに私が洗面台にいるのを見つけると、端に飛び乗り私の手から流水を欲しがったり…。
今ではすっかり家族の一員になったルーシー。そして、息子のルークより3年も先輩のお姉さん 笑。息子が生まれた時からずっと一緒にいて、ルークの予測不可能な動きを警戒しながらも、そばで見守る感じで見ていてくれる。
不思議な縁で我が家に来てくれてありがとう!家族皆んなあなたのことが大好きだよ。💖
読んでくださりありがとうございました。子供の成長日記の他にたまに猫だよりも書いていこうかなと思っています。
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