オーストラリア英語の話
日本語を学習している人達が、「日本語難しい!」と言うのと同じように、やっぱり英語も奥が深い。
英語は多くの国で使われている言語なので、言語的な観点から考えると比較的簡単に習得できる方なのだろうが、同じ英語でも国によって独特の言葉や言いまわし、数多くのスラングと呼ばれる言葉や訛りがあったりする。基礎的な英語力にプラスして、その国でよく使われる言葉や意味を理解することも大切になってくる。
オーストラリア人はフレンドリーな人が多く気さくに話しかけてくれるが、それらの言葉を会話の中にミックスして早口で話しかけられると、普通に英語基礎を習得しただけでは全然意味を理解できない場合も多くあり、お手上げ〜となったりする。
例えば、紅茶やコーヒーはcuppa(カッパ、カッパー)、クッキーやビスケット類はbikkie(ビッキー)、チョコレート類はchockie(チョッキー)、飴や甘いお菓子はlolly(ロリー)と言う。
だから、
「カッパいかが?」
「ビッキー、チョッキー、ロリーと一緒に。」
なんて言われても、
「えっ!カッパ?何?誰か来るの?」
と思ったり。
ビッキー、ロリーって何となく響きが人のあだ名っぽいから 笑。
他にも、
トイレはloo(ルー)、ありがとうはTa(タ)など、普段私達が知っている英単語からは全く想像できない、意味を知っていないと全然理解できない言葉があったり…。
マクドナルドはMaccas(マッカス)だし、ガソリンスタンドはservo(サーボ)だ。
オーストラリアで生活していたのはもうだいぶ前の話になるが、最初の頃は驚きの連続だったなぁ。
そして、当時私が1番驚いた言葉。
Arvo(アーボ)
アーボは午後のざっくりした時間帯
を一言で表す時によく使う。
お昼過ぎの午後2時か3時過ぎから夕方くらいの時間に約束や待ち合わせをしたい時、
「じゃ、アーボに!」
とか言われる。
それで皆んな不思議に思わず約束事が成立するからすごい。
日本で誰かと待ち合わせや約束をする時は大抵が「何時に」、「どこで」と決める事が多いと思う。
だから、アーボと言われると、
ん⁉︎いつ行けばいい?時間で教えてくれ〜〜!😅
という気持ちになる。
きっと、オーストラリアの国民性で、細かいことは気にせず都合の良い時に適当に来てくれたらいいよ。No worries! 問題ない、心配しないでという事なのだろう。
旅支度をしながらそんなことを思い出していました。😌
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