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洋服1枚の大変さ

昨年より布マスクを作ったりするようになってから、
ミシンを引っ張り出してくることが多くなった。

夏には浴衣の反物からオールインワンをつくってみたら、これがとっても楽しかった😊
反物は幅が狭いから、型紙の幅の布にするために繋ぎ合わせたりする手間が余計にかかるのだが、
そこが「何とかしてやる」萌えポイントになったりした😁

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さあ次はまた、着物生地で秋冬ものを作ろうかと思い、
反物をメルカリで買った。
しかも白大島だ✨
ダンスに入っていた古い生地らしいが、
白大島はやはり艶やかで素晴らしい。
絹が13メートルで4000円だよ、奥さん。
蚕さんに申し訳ない気持ちさえした。 

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生地を眺めながら、
この生地が1番映えて、自分も映えそうなデザインをイメージ。
この時がとても好きだ。
着物は頻繁に着てあげられないけど、
洋服ならマメに着てあげられる。
反物をカーブに切る背徳感はあるのだけど💦


いざ、作りたい服を決めて、型紙を買った。
そこからの手順が、本当に地味で、
好きでやっているとは言え、時々萎える。

・型紙に合わせて生地の配置を決め
・型紙を切り
・型紙と布をまち針で止め
・縫い代を含んだ型を布に写し
・型紙を外したら裁断し
・前見頃と後ろ見頃を縫い合わせ
・襟を接着芯で補強し
・襟をつけ
・袖をつけ
・ボタンホールをつけ
・ボタンを選び縫い付け
・切れ端にかがりミシンをかける。

この文章でさえ、かなり端折ってザックリだ。
その間、何度もアイロンをかけたり、
まち針で布同士を狂いのないように合わせたり
ミシンの糸を補充したり
糸を切ったりする。


ふと、私が買っているお洋服達は、
なんであんなに安いんだろうと申し訳なく思った。
(はい、安い服ばかり買っています💦)

安い生地を生産し
労働力が安い地域で作り
薄利多売で売っているとしても、だ。

どれだけの手間と生産者の想いがあるんだろう…と
とてもありがたく思った。

着物は、一度着物に仕立てても、
またほどいて繋ぎ合わせると、元の反物になる。
そうやって成長に合わせてサイズを変えたり
代々着続けていける、世界に類を見ない服。
本当に日本人はすごい。

私のもったいない精神、薄れてるなー。

この大島紬は、シャツワンピースになる予定です🥰
ボチボチ楽しみながら頑張ります♪




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