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『ストレングス・ファインダー2.0』

どうも!新卒でWeb広告の業界で働いている”やす”です。

社会人なってからあっという間に3ヶ月が経過し、これからも簡単に時間が過ぎてしまうのではないかと不安に思っています、、、

今回も読んだ本の要約とどういった行動に移していくのか記していきます。

本書の選定理由


本書のタイトルは

「さあ、才能(じぶん)に目覚めようストレングス・ファインダー2.0」

本書の選定理由は2つあります。

1.朝礼での役員の方による武器の話

先日会社の朝礼で役員の方から武器の話をしてくださいました。

おとぎ話を例に用いており、解釈の仕方は人それぞれだとは思うのですが、「自分が持っている武器をとにかく磨け」ということだと思いました。

とにかく長所、武器を磨くためには、苦手との克服に向き合う時間よりも武器を強化することに時間を投資し、突き抜けることが必要です。

強みと弱みは表裏一体で、弱みを克服することでせっかく持っていた強みが上手く発揮されなくなる恐れもあります。

そのため、改めて強みの再認識、強化をする必要があると思いました。

2.私の強みを客観的に見える化したいから

先週のレポートでは、社内外の方14人から自分自身の強み・弱みを聞き、自分自身でも好きなことや得意なことを付箋に50個以上書き出してみました。

正直、色々な強みや弱み知る良いきっかけになったと思います。

しかし、どれが私の本当の強みなのか理解しきれていないところがあります。

そこで、強みがわかる超有名なWebテストがついてくる本書を読み、私の強み・弱みを判断してもらい、強みを伸ばす行動をとっていこうと思いました。

そして、結果的に強みを再認識し、更に強化することができれば私の9月末までの結果目標である信頼されるコンサルタントになれると考えました。

書籍情報

書籍名:さあ、才能(じぶん)に目覚めようストレングス・ファインダー2.0
著者:トラ・ラス
訳者:古屋博子

概要


1998年、クリフトン博士によって約40年にも及ぶ調査・研究結果をもとに人間の34の資質が発表された。

簡単な質問を答えることで自分自身の強みを34の資質の中からわかるようになっており、世界中で数百万の人々が資質を見つけ、才能を更に伸ばしている。

自分には強みがないって言うのはありえない話であり、誰にでも強みは存在する。

そのため、自分自身の強みがわからない人、どうやって強みを伸ばしていけば良いのか悩んでいる人にはぜひ読んで、付属するWebテストにもぜひ答えてもらいたい。

いばらの道を選ぶな


世の中に溢れている感動的な物語の多くは、最初主人公が全く何も出来ず、その苦手をとにかく改善していくことで結果的に良い方向に行くといった内容だと思う。

本や映画、ドラマ、昔話なども全て100万分の1の確率しかないような大どんでん返しの話ばかりである。

だからこそ、多くの人は才能を存分に発揮している人より能力不足を乗り越えた人を称賛する文化が根づいてしまっている。

しかし、能力不足を補っていくことより才能を存分に発揮していくことの方が簡単であり、楽しいのである。

間違った格言


「努力すれば、何でもなりたいものになれる」

この言葉は人々に勇気を与え、努力を促す良い格言だと思う。

この言葉を原動力に頑張ることは良いことだと思うが、本当に努力をすれば本当に何でもなりたいものになれるのかしっかりと考える必要がある。

バスケの神様と言われているマイケル・ジョーダンはバスケの才能があったが、それ以上の努力でこれまでの地位を築いてきた。

しかし、そんな努力家であるマイケル・ジョーダンでもいくらゴルフや野球を練習しても上達しなかったらしい。

これを仕事でも置き換えると、営業でトップセールスの人がみんなマネジメントも上手いかと言われたら別問題である。

マネジメントが苦手なトップセールスがチームを束ねるようになったらどうなるだろうか?

マネジメントが苦手であるためチームを巻き込んで良くすることが出来ない上に本来トップセールスとしてたくさん売上を上げていた部分も大きく減少してしまう。

結論、そのトップセールスは辛い思いをしつつ、会社への貢献度が更に低下してしまう結果となりうる。

そのため、そのトップセールスにはプレイヤーとしてとにかく売ってもらうことに注力してもらい、マネジメントはその領域が上手な人に任せれば良い。

強みの方程式

強みには方程式がある。

強み(常に完璧に近い成果を生み出す能力)
=  才能(頻繁に繰り返す思考、感情、行動パターン)
×  投資(練習やスキル開発、知識を身に付けるためにかける時間)

投資の部分は誰でも時間をかければ身につけられる。

例えば、Webマーケティングで広告を勉強したければそういった研修や教材から学べばある程度理解できるだろう。

しかし、才能の部分は簡単に身につくものではない。

したがって、強みを最大限発揮するためには自分自身の才能を知り、そこから逆算して必要な投資を行うこと。

弱みへの理解

ここまで強みを理解することをお伝えしたが、もちろん弱みもしっかりと理解しておくべきである。

事前に知っておけば、苦手な領域を避けることができる。

ある程度弱みの克服をすることも大切だが、自分自身が弱みと感じている部分があれば、その領域が得意な人とタッグを組めば良いだけである。

会社や組織も同じである。

それぞれの人に強みがあるため、その強みをより発揮してもらうべく、その人に合った事業、仕事ができるように配置されている。

その中でも苦手な部分があればお互いで補っていけば良い。

全てを完璧に出来る人はいないためそこはどのように周りの人と上手くやって、相乗効果を生み出すか考えていくかが重要になってくる。

私の強みとは?

この本の最も良いところは本の購入時に付いてくる強みを見つけるWebテスト。

本を購入しただけでは強みの上位5個しか知ることは出来ないが、追加で4000円ほど課金すれば資質34個がランキングになって知ることが出来る。

強みを知るだけでなく、弱みを知ることも非常に重要であるため、追加で課金をして私の資質34個を判定してもらった。

以下の画像がその結果である。

強みの1位が「個別化」であり、そこから続いて「ポジティブ」「包含」「学習欲」「社交性」という形となった。

一方で、弱みの部分を下から5つ伝えると「原点思考」「自己確信」「達成欲」「内省」「責任感」

では、今回明確になった強みについて解説していく。

1位 「個別化」

2位 「ポジティブ」

3位 「包含」

4位 「学習欲」

5位 「社交性」

◆強みから感じたこと

34個の資質を4つに分けると「人間関係構築力」「実行力」「戦略的思考力」「影響力」になる。

その中で上位3つが「人間関係構築力」を占めていた。

自分自身、人のことをよく見ている自負があったため改めて納得した。

私は人間関係構築の部分で強みがあり、異なるタイプの集団をまとめ、生産性の高いチームを作ることができるそうだ。

しかし、私は「周りを巻き込む力が薄い」という弱みもあると考えていた。

これは仮説だが、その理由として、周りを巻き込んで良い結果を出せる力は存在するが、そこを実行する部分や影響力の部分が今回の強みにはなかったことがまだ巻き込む力が足りないことと関係しているのではないかと思った。

<以前のレポートで結論づけた強み・弱み>

■強み
・主体性
・ハングリー精神
・キャッチアップ力(何でも学ぼうとする力)
■弱み
・周りを巻き込む力
・ブレーキをかけてしまう
・コツコツ積み上げること

一方で、強みに挙げられていた「学習欲」は私が結論づけた項目と同じで、やはり色々と学ぼうとする姿勢やキャッチアップ力は強みになると考えた。

5位にランクインしていた「社交性」も同様で、主体性、ハングリー精神があるから普段いろいろな人とコンタクトを取って社内外で色々と交流ができているのではないかと思った。

どのような行動に移すか

本書により改めて私自身の強み・弱みについて理解を深めることが出来た。

そこで、続いてどのような行動に移していくか明記していく。

1.同期にもストレングスファインダーの診断をしてもらい、みんなの強み・弱みをまとめる

私の強みは「個別化」であり、異なるタイプの集団をまとめ、生産性の高いチームを作ることに長けている。

22卒の同期というのも1つのチームである。

同期にはそれぞれの強みがあり、それぞれが最大限発揮できればこの22卒のコミュニティの価値は向上する。

その結果として、会社全体としても新しい風を吹かせることに繋がり、それが会社への売上などにも結びついていくのではないかと考えた。

そこで、まず同期のみんなにもストレングスファインダーの診断をしてもらえるように促し、診断してもらったらそれをスプレッドシートなどでまとめてみんなが把握できるような形にしていく。

みんながそれぞれの強み・弱みを把握していれば、お互いに助け合いがよりしやすくなる。

また、私には巻き込み力が弱い節が多々ある。

みんなにお金を払ってまでストレングスファインダーを受けてもらうということは、交渉やみんなへの働きかけが必要になってくると思うし、それができれば巻き込み力を多少改善させることにも繋がってくると考えた。

2.1週間に1回は会社の先輩もしくは社外の方と交流し、主体的に情報や価値観をキャッチアップしていく
(飲みに行って考え方や価値観を聞いたり、社外の方と人脈を増やしたりしていく。相手の都合もあるため厳しい時は電話などでも話をして交流を深めていく)

上位の強みである「学習欲」「社交性」を更に伸ばすために設定した。

先週は会社でフットサルを企画したり、社外の先輩とWebの界隈が集まる会員制のバーに行ってみたりと社交的に活動し、その中で様々な知見、考え方を知ることが出来た。

ここの部分を更に伸ばしていきたいため、この目標を掲げた。

会社の講師の方から「ただ交流することが目的になってしまってはもったいない」とフィードバックをして頂いた。

そのため、交流をするときにはその時の目標を設定した上で臨むようにする。

例えば、今週末に社外の方15名ほどで交流する機会があるので、「15名全員と話をして名前を覚えてもらえるようにする」といった目標を掲げて参加していこうと思う。

「結果目標」と「行動目標」


■結果目標
「信頼されるコンサルタントになる」

■行動目標
<思考力>
・クリティカルシンキングを解く
・人が物を購入するまでの流れを考える
・書籍を読み、それをどう解釈して何が学びになったかレポートにまとめる
・実際の案件のリサーチ課題を行う

<知識量>
・研修の振り返りをする
・Feedlyで最新情報をキャッチする
・Google認定資格1つ取得

<人間性>
・毎日色々な先輩方と積極的に話しかけに行く(雑談ベース)
・チャットか実際に会うときに毎日1つ質問を投げかける(真面目系)
・2週間に1回は先輩をご飯に誘う(より深い関係値を築くために重要)
・研修内容の理解に困っている同期がいたら積極的に教える(毎日)
・同期に研修内容に関して理解を深める質問を投げかける(毎日)
・その人にあった伝え方、教え方をする。

▼「結果目標」と「行動目標」

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