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バイクでホーチミンからプノンペンに行った

2023年12月、ホーチミンからプノンペンまで国境跨いでバイクで行ってきた。

出発前日ホーチミン市内で両替、ドンコイ通りのシェラトン横の両替所と、ベンタイン市場の横の両替所がレートが良いとよく聞く、今回はシェラトンの横の両替所で両替。だいたい2,000,000VNDが80ドルになった。
当日、朝の4時に出発。壊れかけの街乗りスクーターHONDA vision。本当にプノンペンまで持つのか。

ホーチミンから国境モクバイ

ベトナム側もカンボジア側も道は簡単。ベトナム側は空港の横の道を抜けてQL22を道なりに進むだけで、国境モクバイに到着する

走り始めて2時間くらいで国境モクバイに到着。ちょうど日も登ってきた。 国境ギリギリのカフェで休憩する。休憩していると何かを手伝いたい小銭稼ぎのベトナム人が寄ってきて説明を始める。何言ってるかわからないから無視。無視してるとGoogle翻訳でベトナム語を韓国語に翻訳して見せてくる。どのみち読めない無視。このカフェにはカンボジアがわのRedBullが置いてあったさすが国境。スイスのRedBullの缶の形に、タイのRedBullのカラーリング。このタイプは今のところカンボジアでしか見てない。

画像の右側に見える建物は国境の入り口部分の建物で、ここからはバイクを引いて敷地に入っていく。入るときにスタッフに呼び止められるがとりあえずパスポートを見せたら中も見ずに入っていいよってジェスチャーしてくれた。

国境

バイクは出国手続きの間はベトナム側の敷地内の空いてるところに適当に止める。
まずは、出国手続き。 カンボジア入国用のVISAがないと入国できないのでVISAを取得する。 5日間のVISAが30ドル。1ヶ月のVISAが35ドルと書かれているので、5日間と伝えるけど35ドル要求される。チップ込みか?🤔 他のサイトで顔写真が必要と書かれてたのでそれも渡すけど受取拒否。よくわからん。
隣にベンチがあるので座る。意外と早くて、5分くらいでおっさんが取りに来いと手招き、
VISAを確認するとバッチリ1ヶ月分の期間で作成されてる。コロナを機に5日VISAは無くなったということなのだろうか🤔

VISAにKINGDOM OF CAMBODIAって書かれてて初めてカンボジアが王国だと知る。 気軽に海外に行くタイプだと一回のVISAで1ページ消費されてしまうのがもったいなく感じる。たいして値段が変わらないならクレジットカード決済もできるE-VISAをなるべく使った方がいいなと思った。
カンボジア入国用にイミグレーションカードを書く。ボールペンはちゃんと備え付けがあってよかった。

Purpose of travel:sightseeing
Flight/car/ship:moto
と記載、いつもこのカードは適当に書く「これでいいのだろうか🤔」っていつも思うけど、内容で問題になったことはない。これでいいのだ。
バイクはベトナム側に置いてイミグレ。誰も並んでない即終了。 出国が済んだらイミグレの建物の隣を歩いて戻ってバイクを取りに行く、呼び止められるけど、「moto〜」とアクセルを捻るジェスチャをすると何も言わなくなる。 バイクを引いてカンボジア側に向かう。バイク重い。 呼び止めた警備員の前をバイクを引いて通る。特にメットインの中を見られたりなどはしない。 これなら、酒でもヤクでも何が入っていてもバレやしないなって思う。陸路の国境はゆるゆるだ。そもそも国境に塀があるわけじゃないのでイミグレ通さないなら普通に歩いて入国できる。違法だけど。
ベトナム側の国境(イミグレの建物)とカンボジア側の国境(イミグレの建物)のちょうど真ん中あたりにモニュメントがありここから領土的にも国が変わりますよってのがわかる。
ベトナムの市民の足はバイクタクシーの文化で、カンボジアはトゥクトゥク。
それぞれ国境ギリギリまで客引きに来ていて、どちらの国かわかりやすい
国境から見たベトナム側

国境から見たカンボジア側

また適当にバイクを止めて、カンボジア側のイミグレの建物に入る。 先にトイレに行くと、トイレットペーパーが有料でベトナムドンとカンボジアリアルでペーパーを買えるようだった。

カンボジア側のイミグレは少し列になっていた。 窓口にVIPと書かれているところとそうじゃない窓口がある。VIPには誰も並んでいない。 とりあえず、列ができているところの最後尾に並ぶ。 スタッフらしき男が近づいてきてパスポートをチェックしたいと言ってくる。手渡すとページをペラペラ見て何か言ってくる。翻訳アプリで翻訳すると「このパスポートじゃ入国は無理だ」「だが、俺に任せろ交渉してやる、費用が100ドルかかるが何とかできる」とのこと。また小金稼ぎかと無視してイミグレを突破。何の問題もない。 様子を見てた限りだとVIPの窓口は小金稼ぎにお金を払った人が使ってた。
イミグレを突破したらふたたびバイクを取りに行ってカンボジア入国完了となる。

国境バヴェットからスバイリエン

入国するとカンボジア国境バヴェットの町はベトナム側より栄えてる印象を受ける。 カジノがいっぱいあってベトナム人で賑わう。
バイク持って国境超えてる人は少数で、周りはカンボジアのナンバープレートなのに、一人だけベトナムのナンバープレート。目立ってないかな、本当に大丈夫なのかなという不安にも襲われるが、捕まったところで賄賂払って終わりなのでずんずん進む。
カンボジア側は国境の正面が国道1号線で、プノンペンまで続いている。道に迷うことがないのでありがたい。 国道1号線沿いにはガソリンスタンド&アマゾンカフェ&その他の店&トイレの複合施設が一定間隔である。給油やトイレに困ることがなくて本当便利。
バヴェットと最初の街のスバイリエンの間あたりにセブンイレブンが入ってるところもあるのでそこで休憩する。

無料Wi-fiも使える。

このセブンイレブンを逃すと、次はプノンペン付近までいかないとコンビニはない。 ドルで買い物が可能だが、お釣りはカンボジアリアルで返される。両替の手間が省けて良い。
セブンイレブンからさらに30分くらい走ると最初の街スバイリエンに到着する。

スバイリエンでSIMを買う

スバイリエンではSIMを購入した。

カンボジアの大手キャリアは3つで、SmartとCellcardともう一つなんか。選んだのはSmart。
契約する電話番号によって値段が違う。番号なんて何でもいいので最安の2ドルの電話番号に、プリペイドで8GBのデータ通信をつけて3ドル支払う。

これでネットも復活してプノンペンへ向かう。

スバイリエンからプノンペン

ガソリンスタンドは多いので使うことはないが、道端でよくビンに詰められたガゾリンが売っていた。
中にがレギュラーなのかもわからんので怖くて手を出さなかったが、ビンごと売ってくれるなら、途中でガス欠になることがなくなるのでそれはそれで便利だったかもしれない。

時間帯によってはトラックをバスがわりにして荷台に人をギュウギュウに押し込んだトラックを見ることができる。 後部座席にもシートベルトが義務付けられる世界とはまるで違う。

途中でメコン川を渡る橋がある。この橋は、つばさ橋と呼ばれていて、日本が建てた橋らしい。なかなか立派て橋の真ん中でバイクを橋に止めてメコン川の景色を見てる人も多かった。

つばさ橋を渡ってしばらくするとバイクが走る路側帯と車道に段差ができる。 遅いバイクを抜かすときには車道に上がり、車から煽られると路側帯に下がって戻るを繰り返す。 斜めに段差を越えるのが少し心配になる。転ぶことはないかった。
プノンペンに到着するといきなり街並みが変わる。極端に東南アジアから都市になってしまう。 ちょうど高速道路を作っている最中だった。

プノンペンの市内には警察がやったらたくさんいたが、ベトナムナンバーをつけたバイクを呼び止める警察はいなかったので、そのままベトナムのバイクで街を散策したバイクがあるから便利に回ることができてよかった。
王宮は14:00からで到着したのは13:00台だったので適当に時間を潰した。 王宮の前にはメコン川が流れていてこの川に流されていけばベトナム戻れるんだなって気持ちになった。一言で言うと遠かった。

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