デジタルネイティブな息子を通して学び方について考える
息子は2〜3歳の時から、iPadのアプリにお世話になった、デジタルネイティブ世代です。
そして現在、息子は、動画編集の習い事をしているため、自分用のiPad Proを持っています。
息子のiPadの使い方を見ていると、時代の変化って、凄いなぁ。。と、少し心に違和感を残しながら、感心しています。
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我が家には、小学3年生の息子と幼稚園年長の娘がいます。キャラクターは違えど、二人はいつも仲良しです。
息子は、個性的なキャラクターで、エネルギッシュ。私と違う価値観をもち、独創的な自分の考え方を基本に 考察・行動をします。好奇心が旺盛で イタズラやおふざけが大好き。良くも悪くも、予想外の事ばかり起こすので、彼には いつも驚かされます。
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●はじめに
息子が小さい頃は、iPadは、外出時にお利口に過ごす為の おもちゃでした。
でも、今ではiPadは、ある時は友達、ある時は先生、ある時は強力な協力者な存在です。
小さい頃から、iPadを使う事は、ネットリテラシーを理解していないと、取り返しのつかない事態になるかもしれないし、
iPadを介した作業に時間を費やす事=リアルな手法を介した学びの時間をなくす事
でもあります。
iPadを子どもに使わせる事には、賛否あるかと思いますが、今私が実際に感じることを、そのまま書きたいと思います。
旧世代な私は、息子を見ていると、少し気持ちがざらつくことがあります。
そんな部分を、言語化する事でスッキリさせたいです✍️✨
●小3息子はiPadをどのように使うのか
〈マイクラ やポケモンなどのゲームをする時〉
攻略本で調べて分からなかった事は、ヒカキンなどのYouTubeで検索して調べる
→しかも学んだ内容は、動画を止めながら、本人なりにメモを取っています。
↑これは最近調べていたポケモンに関するメモ
他の人が理解するには、難解ですが💦頑張ってメモを取った熱意は 伝わります。
→こんな息子の姿を見ると、ゲームは iPadと合わせて取り組めば、調べ物学習と同意義だなぁと感じます。
〈フォートナイトをする時〉
分からないことは、YouTubeで調べる+インターネット対戦で、家にいながら友達とおしゃべりをしつつ、一緒にゲームを楽しむ
→息子は、最近この遊び方をする様になった初心者です(笑)。周りの先輩お友達は、何の抵抗もなく、機械を介してオンラインでコミュニケーションを取っています。この世代の子たちが 大人になった時には、オンラインミーティングなど、同じ物を使っていたとしても、当たり前な存在で、もっと快適な、"感覚" になるんだろうなぁって思い 眺めています。
〈工作をする時〉
YouTubeで調べてから、それを自分風にアレンジする
→調べて当たりをつけてから実践するから、以前より完成度が高いです。検索をするため、工作の材料は 種類の幅が広く、材料や道具が良いと 簡単で見栄えが良くなる事に 私自身も驚きました。
〈メモを取る時〉
息子は紙にメモを取ることを、①面倒 ②紙自体をなくすリスクがある ③紙を見ること自体を忘れるリスクがある 、と嫌います。
そんな時に活躍するのがiPad。学校では使えませんが、習い事や 生活の中で覚えておきたい事は、スクリーンショットや写真に撮りメモをします。
〈おまけ〉
自分の部屋の片付けは 全くしないのに、iPadの画面上のアプリなどは 整理され、グリープ毎に分類されています笑
●なぜYouTube検索を多用するのか?
息子は何かを調べたい時に、まずYouTubeで検索をしています。彼にとっては、辞書です。
その理由として、小学校3年生ならではの、、読める漢字がまだ少ない! という事が大きいと思います。
全ての漢字に フリガナがある本って、結構少ないのです。
その点、YouTubeは、フリガナがふられていなくても、人が読み上げてくれるし、理解できなければ、止めたり、戻ることも簡単です。
そして、YouTuberの方が 画面にうまく文字でまとめてくれていると、スクリーンショットのみで、完璧なメモを残せます。
なので今の時期には、特に重宝しているのだと思います。
●デジタルネイティブ世代は、トライandエラーが簡単? (導入編)
息子は、作業が早いけれど、とても雑。
幼稚園の頃や、学校の課題をしている様子を見ると、「もっと丁寧にやりなよー」と言わずには いられません。
真剣な話、あまりの雑さに、発達の具合を ずっと心配していました。(幼稚園で最後の授業参観の工作の時、五本指の手の形に鉛筆で型取ったのに、切り抜いた時には ミトンだった事も。笑)
そして私は、ずーっと、丁寧に作業できるお子さんが羨ましく、彼のこれからのためにも 身につけた方が良いと思っていました。
●デジタルネイティブ世代は、トライandエラーが簡単?(実例編)
先日の習い事の宿題で、プレゼンテーションの内容を 動画で作っている時のことです。
彼は相変わらず、手早く、雑に、作業をしていました。
①発表する為の資料を作ったら、見直す事もなく、練習をする事もなく、本番へ。そのまま読み上げる様子を動画に撮っていました。
②撮影中に間違えても、そのまま気にせず続行です。、
イライラ💢しながら、私は見ていました。
でも、完成した動画は、意外にも ちゃんとしたものでした。
息子曰く、「動画を撮ってて、沢山間違えちゃったら、その時にまた撮り直せばいいんだよ。少しの間違えなら、カットして編集すれば問題ないし。』とのこと。
母、目からウロコでした🐟
● "雑で早い" も回数をこなせば、問題なし?
息子の様子を見ていると、デジタルな世界は すごく簡単に再挑戦できる様に思います。
欲しい情報も集めやすいし、
挑戦さえしてしまえば
それを元に修正も簡単そうです。
しかも、キーボードを使って文字入力をしたり、挿絵をイラスト屋から 持ってきて使う様子をみると、彼の度を超えた雑さは、殆どが問題とならない形になります。
デジタルって凄すぎます。。。
少し、話がそれましたが、
昔ながらが安心する私は、用意周到な準備、予想した結果の成功を得られる事に、美徳を感じます。
だから、ノートは綺麗に書く子が好き。発表の時は何度も練習してくれる子が好き。とにかく、丁寧なお子さんを見ると、心から偉いわ〜😍って思います。
でも、息子を見ていると
丁寧な作業 ✖︎ 数は少ないけれど着実な挑戦
と
雑な作業 ✖︎ 数を多くこなし修正して行く
は、アプローチの方向が違うだけで、目指す最後の形は同じになるのかもしれないなぁと感じています。
●息子を取り巻く現状
まだ、息子にとって多くの時間を過ごす小学校は、デジタル化は それほど進まず、様々な事に お手本となる取り組み方があり、 "丁寧である事" が評価されやすいです。彼の良さ(と思いたい😭)が伝わり辛い!
そもそも、母である私自身、頭が旧型で、彼の行動を 心から気持ちよく見守れない!😭
。。。息子は、大変な環境にいますね笑
でも、文字化してみたら、彼の悪いと思うところも、時代を鑑みると、将来的には 良い部分にもなる気がしてきました。
彼の行動にイライラしたら、これを読み返して、気持ちを落ち着けると、誓います✋✨
最後までお読みいただき、ありがとうございます。感謝です。サポートも嬉しいのですが、『スキ』をいただけるならば、ポジティブに今日も頑張れます♪