見出し画像

シリコンバレーの街から人が消えた?(31/365)

日曜日の夜、シリコンバレーのとあるダウンタウンに夕食に行きました。ほろ酔いの帰り道なんとなく違和感を感じました。いつも賑わっている時間帯なのに、どのレストランもお客さんがまばらなのです。気のせいならよいのですが。以前こんな記事を書きました。

ご存知のように、GAFAをはじめとするTechジャイアントが次々に大規模なレイオフ(日本流に言えばリストラ)を発表しています。

Amazonはトップマネジメント含めて20000人規模のレイオフを実行すると発表しています。

Googleは、業績の低い社員を一定数レイオフのみで大規模なレイオフはしないと言っていますが、疑いの目を向けられています。

実はGoogleはHQの近くに大規模なキャンパスを建築中です。このキャンパスが社員で賑わうときは来るのでしょうか?

Googleのキャンパスに限らず、シリコンバレー全域は住宅の建設ラッシュでもあります。この地域の集合住宅は低層でせいぜい3階建てから5階建てくらいなのですが、日本のマンション並みの高層マンションの建設も進んでいて、巨大なクレーンを見かけることも多くなりました。

この多くは富裕層、特にTechジャイアントの従業員をターゲットにしていると思われます。

私の住居の近くでも、住宅地の大規模再開発の計画があり、SNSを通じて需要調査が行われています。しかしそこの書き込みを見ると、

「これ以上建ててどうするんだ!」
「災害のことを考えているのか?」

などネガティブな意見が多いです。冒頭に書いたように、もしTechジャイアントのレイオフがこの地域の住人に及ぶなら、もともと家賃の高いエリアなので、新規物件は供給過多になる恐れがあります。

日本のバブル崩壊でまず顕在化したのも、不動産がらみの不良債権でした。杞憂に終わればよいのですが、シリコンバレーのバブル崩壊はすぐそこまで来ているのかもしれません。

今後も定点観測を続けます。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?