2023年アグレッシブ地方起業

淡路島から東京へ帰省

年末に東京に帰省した。昨年は帰らなかったため、2年ぶりの年末帰省だ。
1週間以上滞在し、両親の還暦を祝ったり、約10年ぶりに祖父の家で年を越した。
淡路島に移住して3年と2ヶ月が経過した今、今回の帰省は色々と考えさせられるものだった。

どう生きたいのか

東京に戻って感じたことは「仕事を作りたい欲求」と「住みたくはない」という相反するものだった。
淡路島での生活にもだいぶ慣れ、現在までに作ってきた事業や、これからやっていくこともある程度見えてきた。
しかし、予想できない未来にワクワクする私はこの「見えてきた」ことが逆にそそられなくなっているのも事実だ。

まずは「欲求」。
淡路島で築いてきたヒト、モノ、コトを活用して東京でも仕事がしたいと思うようになった。神戸や大阪も魅力的だが、やはり東京がいいのだ。
知り合いが多いこともあるが生まれ育った東京にも拠点があれば、自分も仲間たちも人生楽しくなると感じたのだ。

そして「住みたくはない」という感覚。
情報や一流と言われる人やサービスが集まっている東京だが、ここでは生きる意味を見出せないとも感じた。
東京に滞在中に遊んだ中で一番楽しかったのは、公園でサッカーをしたことだった。笑

お金を本当の意味で持ったことがないからなのかもしれないが、ブランド品や高級品には昔から興味がない。
少しずついい料理を食べる機会も増えてきて美味しいと感じる。
ただ、その延長線上には私の求めるものは無いように感じた。

改めて行った自己分析

私のテンションが上がるのは「冒険」だ。
知り合いも知識も家も仕事もお金もない淡路島での3年前から、起業し仲間を集め、人に支えられながら本まで出版させていただいたこの経験は非常に冒険に満ちていた。
未来を描くものの先が鮮明には見えない中でもがくのは楽ではなかったが楽しかったのも事実だ。

そして外国への興味
日本とは違った言語や文化の中で過ごすのは非常に刺激的で面白い。
先進国よりも途上国の方が日本とのギャップが大きく、観光よりもリアルな現地の暮らしを知るのが好きだ。

今回の帰省で改めて自分が向かいたい未来を見た。
起業家として新しいフェーズを目指す事と、自分がワクワクできる環境、内容に取り組む事を今一度見つめ直すいい機会になった。

今までやってきたことの延長線上だけで考えず、「なぜ」それをやるのかの軸を見つめ直した上で、今一度ワクワクできる未来を切り拓いていきたい。

今年は「アグレッシブ」に挑戦する年と位置付けた。
自分達の組織の成長と東京や海外進出を視野に入れ、毎日冒険を感じられる日々を作り出す。
それができた時に新しいフィールドが待っていることを信じて魂を燃やしていきたい。

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