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ひごろのひとこと(2024年2月8日) 歯医者

大雪でキャンセルになった歯医者さんへ
日にちを改めて、行ってきました。

3ヶ月に1度の点検です。

歯を着色する薬が入ったコップを渡され、
ブクブクうがいの後、ぺっ。
あーんと口をあけて
歯科衛生士さんに見てもらいました。

歯の汚れがあると、赤く着色する、あれです。

自分の歯が真っ赤っかに染まったのを
歯医者の椅子に寝たまま、手鏡で見たときなんぞは、
ひどくショックな上に
なんとも言えない恥ずかしさに襲われます。

だいたい、あーんと口をあけた自分の顔は
すっとぼけていて、まぬけ顔。

そんな自分の顔を見るのも恥ずかしいのに、
歯という歯が真っ赤っかで、
場合によってはベロも赤く染まっていたのを見たときには、
もう、なんなんだろうあの羞恥心は。

子どものころ、お祭りでりんごあめを食べたときに
「あ、ゆっこちゃん、口まっかっかやー、あはは!」
って笑われたのを思い出します。

「お祭りでりんごあめ」という非現実的な幸福感のさなか、
そんな私は口の中がベロまでだらしなく赤いのだ、
という現実にひき戻されたときの恥ずかしさ。

今回の審判はどうなんだろう。。。
ドキドキしながらあーんと口をあけると、

「あっ、すごい!めっちゃきれい!」
「ほとんど掃除するところ、ありませんよ」

うっひょーー!そんなことってあるの?
なんと、汚れ率「9%」。
衛生士さんに「はなまる」もらいました!!
うれしい!

手鏡で見ると、
わたしの歯はほぼ白いまま。
こんなこと、生まれて初めてです。

この日のわたしの口を開けた顔は、
全然まぬけ顔にはみえず、
とっても自信あふれた、よい顔に見えました。

歯がきれいって、すばらしい。

爽快な気分でお会計に向かうと
「6000円です」

え、高い!!!
しかも、ほとんど掃除するところないって
言ってたのに。。。

たくさん掃除しても、しなくても
お会計は変わらないようです。

そういえば、りんごあめも
お祭り価格で、高かった。

中のりんごは、甘酸っぱかった。
いや、どちらかというと、ほぼ酸っぱかった。
酸っぱい、ほろ苦い、思い出です。

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