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自分について深めるために必要なもの -awai Co-Journey for Professional 第二期ご感想のご紹介-

先日 awai Co-Journey for Professional 第二期が最終回を迎えました。

3ヶ月の対話と実践の旅について、実践者のおひとりHIROさんからこんなご感想をいただきました。


HIROさんはこんな方!

・お仕事
・探究テーマ

HIRO

ライフデザイナー
身体性を取り戻す、脱デジタル空間運営

コーチングで得られる体験や感覚を、
どう日常に自然的に創り出していけるのか。

HIROさんの取り組み▼


HIROさんのご感想

今回の取り組みはあなたにとってどんな時間や体験になりましたか?ぜひご感想をお聞かせください。

取り組み前に決めていた探究テーマだけではなくて、改めて自分自身のことを深められたなと感じています。 今回参加した目的は、探究テーマを深ぼるだけではなく、自分の弱みとして捉えていた「自分が感じていることを、言葉で深く豊かに表現する」(話す・書く両軸で)でもありました。でも、最後のセッションでは弱みをみるのではなく、強みをもっと輝かせようと想えるようになっていたことが、とても良い体験でした。 また、草さんや多様な生き方をしている仲間たちとのセッション、1on1 の時間では、自分のあり方に結びつく様々なものを受け取りましたし、最後にもらった私への想いの言葉のギフトは、さらに自分の強みを輝かせてくれて、自信がつくものとなりました。

今回のような取り組みはどのような方におすすめですか?

・対話者として生きていきたい方
・自分自身の深いところに ある感覚や想いとしっかりと繋がりたい方
・自分自身を俯瞰して視野を広げ、より多面的・長期的な視点や深い洞察を得たい方
・言葉を深めたい方

自分を深めることはどうやって起こるのか

これまですでに、世界を旅し、さまざまな景色や人と出会ってきたHIROさん。

わたし自身、旅は自分を深く知るきっかけになると感じています。

自分の想いを大切にし、想いにつながる場所や取り組みをすでにつくっているHIROさんですが、なぜ、今回の取り組みが「改めて自分自身を深める」ということにつながったのでしょうか。

その一つに「関係性」があるのではと思っています。


わたしたちは普段、「関係性」の中に身を置いています。
関係性とは人と人との関わりのあり方のこと。

「上司部下」という関係には、上司部下ならではのあり方があり、「友達」という関係には友達ならではのあり方がある。

そして、上司部下の関係の中にいる自分と友だちの関係の中にいる自分では、発揮されるものに違いがあるように、わたしたちは身を置く関係性によって異なる力や性質を発揮しています。

関係が築かれたり深まったりすると、その中で自然と自分の一部の面が強く発揮されていく。

これはとても自然なことです。

関係性が築かれているからこそ安心して発揮できるものがあり、関係性が後押ししてくれるものがある。

そんな中、すでにある関係性の中では見えづらくなるものもあります。

関係性の中で発揮されているものは、そこにいる人たちにとっても自分にとっても言わば「当たり前にそこにあるもの」になっていく。

何がその人の持つ特性や強み、固有の輝きなのかというのは、すでにある関係性の中では分かりづらい一方で、あらたに出会う人たちとの関係性や関わりの中ではそれらが際立って感じられるということが起こります。

あらたな関係性の中に身を置いたことで「自分とはどんな存在なのか」が感じやすくなる。そんなことが起こっていきます。

お互いについて知り、言葉にすることで見えてくるもの

しかし、実際のところ、あらたな関係性の中でお互いに何かを感じたとしても、それを言葉にして伝え合うという機会はそう多くはありません。

何か決まったテーマを学ぶ場ではその「コンテンツ(内容)」についての学びが主であり、それを学んでいる自分について、そしてともに学ぶ他者について知り深めるという機会は相対的に少なくなります。

「探究テーマ(コンテンツ)」を通じて自分を深めるためには、テーマについて深める場や機会をつくるのはもちろんのこと、テーマを深めている自分や他者そのものについて語る機会を持っていくということが重要になってきます。

そのため、awai Co-Journey for Professionalでは自分自身の探究テーマだけでなく、それぞれのテーマとつながる共同探究テーマを設定するとともに実践者同士で語り合う機会を多く設けています。

2人組や3人組も、意図的にさまざまな組み合わせになるように設計し、常に関係性を揺らす、そして関係性の中で生まれたものを言葉にするということも意図して多く組み込んでいます。

HIROさんはそれらの機会を最大限に活用し、探究テーマについてだけでなく、時間をともにする相手のことを知ろうとすることを積み重ねたからこそ、「改めて自分自身を深める」ということが起こったのではと想像しています。



「自分について深める」ために必要なのは、自分で自分と向き合うことだけではありません。

あたらしい関係性の中に身を置き、その中で他者とともにダンスを踊ってみる。

関係性の中から生まれるものを感じてみる。

そうすることで、自分を構成するさまざまなパーツや性質が、自然と浮かび上がってくるのです。

他者とより深く向き合うためにも、まずは自分自身について知るということが大切です。

自分についてもっと知りたい、深めたいと思ったら、ぜひ、すでにある関係性を飛び出して、あらたな関係性の中で生まれてくることを言葉にしてみてください。



対話者としての自己を深めていきたい方向けの共同探究会 awai Co-Journey for Professional 第三期の参加者を募集しています。

コーチングに限らず、ご自身らしい「プロフェッショナル」の形をつくっていきたい方にご活用いただける取り組みです。

①4月23日(土)キックオフ ②5月15日(土)、以降隔週土曜 全6回 すべてJST 10:10-11:40

詳細・お申し込みはこちら

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