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イタリア・ナポリ🇮🇹/治安悪いけど最高にエモいまち/女子大生ヨーロッパ一人旅③


こんにちは!ドタバタヨーロッパ旅行記、イタリア・ヴェネツィアの次は、イタリア南方のナポリです。
12月24日~26日朝まで滞在しました。

前回の記事はこちら↓


12月23日の夜、ヴェネツィアから夜行バスに乗り、24日クリスマスイブの朝、ナポリに到着しました!

バスステーションに降りたとたん、見渡す限り夜行バスで疲れたたくさんの人、たばこと大麻のにおい、アジア人私だけ…
なんか「やばい」という身の危険を感じました。。

でも駅に友達が迎えに来てくれたので、それだけが頼りでした。

この友達は、デンマークのホステルで出会って少し会話を交わしただけの友達。今回が2回目の再会!なのに長い間友達だったみたいに、駅から家までのあいだにたくさん話しました。「気が合う」ってこういうことなんだなあ…!と。


友達の住んでいるところは団地街。至る所で大麻のにおいがするし(合法ではない)、横断歩道は機能していなく、道路を渡るときはみんな適当な所で車を避けながら道路を渡るし、まちなかには当たり前のようにたくさんの落書きがあるし…

一言で言うと、東南アジアのような…(行ったことないけど)
今まで見てきたヨーロッパとは全く違うまちなみでした。

カラフルでかっこいい。


ポンペイ遺跡

この日は、一人でポンペイ遺跡に行ってきました!ここは、西暦 79 年の山の大噴火で、大量の火山灰と軽石によって埋もれたまち。高校生の時に世界史の授業でポンペイを知ったときは、「ほんとに存在するの?」と思った。自分の目で見て、「ああ、実在するんだなあ」としみじみ。

入り口でガイドのおじさんが私を見て「コンニチハ~」と話しかけてきた。(なんで私はいつも一発で日本人ってばれるんだろうか)そのあと、めちゃくちゃ流ちょうに「おすすめは風呂!階段をさがったところにあるよ!」と日本語を話してきてびっくり(笑)

一人旅だと、こういう何気ない会話が心を温かくしてくれます´`*

ポンペイ遺跡、めちゃくちゃ保存状態が良かったです。
でもとにかく広すぎた。
3夜連続の夜行バスでとても疲れているので、休みながら要所だけ廻りました。

この日はクリスマスイブ。遺跡の近くで若者たちが大音量でパーティーしていたので、静かなはずの遺跡の中でめちゃめちゃノリノリの音楽が聞こえて、、なんだか不思議な感覚でした・・・(笑)

競技場を見て帰ろうと思ったとき、同い年くらいの男性に「競技場の上登れる?」と聞かれて「登れなさそう…」みたいな会話をしました。ちょうどお互いにポンペイを出ようとしていたので、出口まで一緒に話しながら帰りました。
彼はイギリスから来て、インターンシップをしているらしい。いまはひとりでイタリアを旅行しているとのこと。歩くペースが一緒で、割と楽しかった。

一人旅ではたまにこういう軽い出会いがあるのも楽しいです。

彼が出た出口は私が入った入り口と真逆だったので、私は道に迷いながら駅までひとりで長い距離を歩くことに。


ナポリからの洗礼

駅の近く、狭い路地に入ったときに、マンションの下を通ったとき、上から「パン!!!」と大きな音が鳴り、ちょうど私の前を歩いていたカップルの周辺に煙がたってました。

私は、上から誰か殺そうとしているのか…?と思い相当びくびくして、前のカップルに何が起こったのか聞いたのですが、彼らは「They are stupid」とだけ言い、少し笑った後、何事もなかったかのように歩き始めました。

このときわたしは、この町で死ぬかもしれない覚悟を決め、無心で駅まで向かいました。

覚悟を決めた直後に見かけた、日本レストラン(?)
さらに怖さが増した。


友達の家にたどり着いた後、この話を友達にすると、あれはただの爆竹で、子どもたちとかがふざけて鳴らしたりするようです。
友達は「音だけだから全然大丈夫だよ!◎」ってかんじ。

それにしても、怖いよおおお;;


また、この日の夜に家でご飯を食べるとき、外から「バン!!バン!!バン!!」と大きな音と光が5回連続くらい見えました。

昼の爆竹事件があったので、私は少しトラウマになっていましたが、友達家族は「またか~」となんでもない感じ。マンションのそばでだれかがパーティーをして花火(日本の花火のアレじゃない)で祝っているらしいです。
こんなの楽しい祝い方じゃないよ、、、!
お家のネコたちもおびえてました。
友達が言うには「人間はこれは危険じゃないとわかってるからいいけど、動物にとっては毎回おびえるからよくない」ということ。実際、家には2匹ネコがいいますが、1匹はその音が怖くてなかなか人前に姿を表さなくなってしまいました。


ナポリに洗礼を受けた一日でした。




クリスマス inナポリ

12月25日。
今日は待ちに待った、初めてのヨーロッパで過ごすクリスマス🌟
幸運なことに、友達の家族のクリスマスパーティーにお邪魔させていただきました(^▽^)

この日は、ナポリは公共交通機関は夜まで休み。夜になるまで外には車も人も一切いませんでした。

昼前に、家で友達の家族からクリスマスプレゼントをもらいました…!

これぞ、ヨーロッパのクリスマスプレゼントの渡し方だあー!
「TOMBOLA」という
ナポリ伝統のビンゴをもらいました!

またスモールプレゼントとして、ナポリの幸運の印の唐辛子がついているブレスレットももらいました!✨太っ腹です・・!

昼になり、じいちゃんばあちゃんの家で家族団らんクリスマスパーティー!
ここでもクリスマスプレゼントとして、ネックレスをいただきました…!嬉しすぎる!!!

じいちゃんばあちゃん家にて。
日本人としてはこういうの初めてで、テンション⤴︎⤴

クリスマスパーティーは、昼の3時ごろまで続きました。
ナポリの人たちは、クリスマスに限らず毎週日曜日は家族で昼間から夕方にかけて、長ーい昼ご飯を食べるそうです。
とっても温かいファミリーに囲まれて幸せでした…!´`*

 

ナポリまちあるき

クリスマスパーティーのあとは、友達にナポリを案内してもらいました!
夕方4時ごろに家を出た時は、人も車もほぼゼロ(子どもたちの爆竹は目撃。)でしたが、夜になると人がまちにたくさん出てきて、大賑わいでした。 

ナポリのまちの、古い建て物と落書きのコントラストがなんともディープでカッコよく、一目惚れしました…!
クリスマスシーズンということも相まって、雰囲気がとてもよかったです。

このエモさ、伝われ…!
この壁の絵は、イタリアで有名な
まちの壁に絵を描くアーティストによるもの。


このディープな感じは、他の地域にはないナポリ特有の景色だと思います。

友達によるナポリツアーの終着地点、
ジェズ・ヌォーヴォ広場。

彼女は、「ナポリは治安がいいとは言えないしきれいでもないけど、このまちなみはナポリにしかないから、私はこのまちが好き!」と言ってました。
自分のまちに誇りを持ってるのって、素敵だな~。

サンタルチア港の夜景。
後で知ったのですが、世界三大夜景らしいです。
どうりで……!!


正直、はじめはナポリは「危ないまち」という印象でおびえていましたが、この友達のおかげでナポリのローカルなカッコいいところを知り、大好きになりました!´`*



この次の日からナポリを出発し、ギリシャに飛びます!
今回のヨーロッパ旅行初の飛行機、ハプニングが続出しました。


ヨーロッパ旅行記、まだまだ続きます!


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