満月の癒やし ⑥
こんにちは。
今日もお立ち寄りくださりありがとうございます。
昨日はまだ夜明け前に目が覚めて外に出てみました。
そしたら、もう月がかなり欠け始めていました。
冷んやり澄んだ、秋の空気に白く輝くお月さま。
隣にはひときわ大きなオリオン座。
しばらくほぅーっ、っと眺めているとだんだん目が慣れてきて、空には無数の星が瞬いていました。
あぁ、今、宇宙空間を眺めてるんだなぁ、って思いました。
自分もこの宇宙のまっただ中にいるんだなぁ、とも。
引き続き、バイオリニストYUKIさんから受けた
満月ヒーリングのあとの気づきについてのお話です。
(ちょいと脱線しておりますが)
お時間あればどうぞご覧くださいませ。
(前回の記事はこちらです↓)
⚜️カウンセリング
ところで、カウンセリング手法というのは実にたくさんのものが世にあります。
古典的なものから新しいもの、斬新なもの、いいとこ取りしたもの、医療に特化して診療報酬が支払われるようになっているもの、教育に特化したもの、スピリチュアルなもの、化粧品選びの相談など実生活に即したもの、etc.。
大学の心理学教室でガッツリ学んだ方からのカウンセリングや、医師のもとで行われるカウンセリングもあれば、近所のおばちゃんの井戸端会議、あれも一種のカウンセリングです。
そもそもカウンセリングという言葉自体がまだ日本に入ってきてから、それほど古い歴史があるわけではありません。
そして、私が常々思うのは、高いお金を払ってかしこまった席で権威ある先生と話をするのも、気持ちのいい屋外の井戸端で尊敬している近所の年長者とちょっと立ち話をするのも、どちらも同じ「カウンセリング」だということ。
どっちがよくて、どっちがよくないということではなく。
どっちがより効果があるかという話でもなく。
受ける側が、どっちだったらより話しやすいか。
もし助言があれば、誰の言葉なら受け容れやすいか。
究極のところ、その違いだけだと思います。
(ミモフタモナイ)
もつれた糸を悩みごとのたとえにしてみましょう。
深い悩みごとがあるときというのは、
もつれた糸を目の前にして途方にくれている状況に似ています。
どうしたらいいのかわからない。
とりあえず解こうとしてみたけれど、ますますこんがらがってる気がする。
こんなとき、カウンセラーはまずそのもつれた糸をよく観察します。
つまり、悩みごとを詳しくお聞かせいただきます。
話したくないこと、見せたくないことはそのままで構いません。
うかがったお話をもとにカウンセラーはもつれた糸をほどくため、知識と知恵と経験をふり絞ります。
もつれた糸の束を見えやすいように並べかえたり、どこかにほどく糸口がないか、あるとしたらどの順番で手を入れるのがよさそうか。そんなふうにして、ほどく方策を一緒に考えるお手伝いをします。
あるいは、ほどかずにハサミで切ってしまう方法や、ほどかずにしばらく現状維持で様子を見る方法など、いろいろなご提案をすることはできます。
しかしながら、もっとも重要なこと。
それは、最終的に
もつれた糸をほどくことができるのは、
ご本人様ただ一人
という事実です。
どんなにこんがらがっていても、もとは一本の糸。
必ずやほどくことはできます。
そして、そのほどきかたは、本来誰の胸の内にもちゃんと収まっています。
糸を解くのに必要なことは、「気づき」。
そして、もうひとつ、「トライ&エラー」をしていく勇気。
いくら「気づき」があっても、なにもしなければ糸はもつれたまま。
『お?ここ引っ張ったらほどけるんちゃう?』
とか
『あっ!そこ触ったらあかーーーん!』
とか
『他の人に任せたら、解けるもんもほどけんよぅになるよ』
とか
『ちょっとこわいけど引っ張ってみようかな』
とか。
そうした気づきとともに
『ちょっとここ引っ張ってみたけどあかんかったわ〜』
とか
『あー、やっぱりそこじゃなかったな』
『ほな、こっち、かな?』
と、失敗を恐れずにトライしてみる勇気。
生きていれば、そしてなにかにトライすればするほど「取り返しのつかない」ようなことはたくさんありますが、それはそれで必要な経験です。
だから、ほんとうはなにが起こっても、振り返って見れば恐れるに足りないことばかりなのです。
「取り返しのつかないこと」ばっかりなんだけど、実は「取り返しのつかないこと」なんてものはひとつもなかったりする。
これはあとからでないと見えないことですが、この世のすべてはマボロシか、と思う根拠の一つでもあります。
(え?ちょっとなに言ってんだかわかんない?…うん、私もわかっちゃいませんとも!)
この世の身体、肉の体の命さえつないでいれば、どうとでもなります。
それだけは過去の経験から、キッパリ自信を持って言い切ることができます。
辛いこともあったけれど、そのときあったことごとが巡りめぐっての、現在のこの「おかげさま」です。
カウンセラーとしてできることのひとつというのは、こうした気づきやトライ&エラーの過程のどこかで必ず起こってくる恐れや不安に寄り添って、大丈夫ですよ、と安心をご提供することかなと思ったりもします。
信頼できない人にいくら大丈夫よ、って言われても、きっといつまでも腑に落ちません。なので、そこがカウンセラーとの相性の分かれ道なのだと思います。
で、短いスパン(区切り)で見たら
「大丈夫ちゃうかったやん(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)」
っていうこともあるかもしれません(笑)←笑うとはケシカラン?
でも、長い目で見れば、そして鳥のような視点で高いところから俯瞰すれば、遠回りにはなるけれど結果的にそれしか道はなかったと腑に落ちることと思います。
…えーっと。
話がそれました。
カウンセリングって特別なことではなく、実は誰にでもできること。
どなた様もおそらくご自分でも自覚がないままに、身近な人たちのカウンセリングを何度も担ってこられたんですよ、ってことがお伝えしたかったのです。
それともうひとつは、自分で自分のカウンセリングをする、つまりセルフカウンセリングというのもできますよ、ってことです。
むしろ人に頼るより、自らの内にあるものは自分で引き出す方が手っ取り早いこともあるかもしれません。
よそのお宅で探しものをするのに似てるかな?
「メガネが無い無い!」
って呼ばれて探しに行ったら、
「いや〜、奥さん!(←誰)」
「鏡見て!ほら!頭の上!」
「そこ!ありますやん!!」
とか、そんな感じ。(どんな感じ)
鏡としてなにを持ってくるか?
人の振り見て…式で、ご自分の周りの方を鏡にするもよし。
カウンセラーを鏡にするもよし。
瞑想や内観で自らを鏡として映し出すもよし。
⚜️練習問題
さて、ひとつお題を出します。
もしお時間あれば、
次のような想像をしてみてください。
決まりごとはありません。
正解もないのでお気楽に。
まず、今なにか悩みごとがある方は
その悩みがなんであるかを特定してください。
「今、お困りのことはなんですか?」
特に悩みがない方はご自分がほしいもの、
手に入れたいと渇望するもの、を思い浮かべましょう。
「あなたがほしいもの、望む状態はなんでしょう?」
“ What do you want? ”
ゆるっと特定できましたか?
では、次。
あなたが抱いていた悩みごとはすべて解決し、
霧が晴れるように消えていきました。
なにひとつ困ったことも悩みもない、
あなたが考える最高に理想的な状況です。
すべての望みは叶い、欠けたところは
ただのひとつもありません。
なにもかもが満ち足りていて完璧です。
とても幸せな状態です。
どうですか?
想像できましたか?
次に、いよいよ問題です。
では、その完璧な理想の状態にあるご自分。
そのご自分を一言で「なにか」、に喩えるとしたら?
「わたしは、○○○です」
この○○○に入ることばは、なんですか?
「わたしは、○○○です」
さぁ!いま、どんなことばが浮かびましたか?
ここに入ることばは、なんだってかまいません。
ただし、一言です。
シンプルに。
そして、肝心なことは
一番初めに浮かんだことば。
それを否定せず、
浮かんできたらサササッと捉えること。
こんな大それたこと…とか、
恥ずかしいんですけど…とか、
いっさい思う必要はありません。
⚜️なにものであるか
さて皆様の○○○には、なにが入ったでしょうか。
私が初めて自らにこの手法を用いたときの答えは
「光」
でした。
つまり、
「理想の状態にある私=光」
なわけですから、
「じゃあ私にとっての光ってなに?」
と考えてみます。
連想ゲームです。
光。
…周りを照らすもの。
…闇を明るくするもの。
…道を照らすもの。
また、後に答えは
「愛」
に変わりました。
愛…。
優しいもの、あたたかいもの。
与える、無償、見返りを求めない、
汲めど尽きせぬもの…
この、○○○の部分。
それこそが、そこを目指すことで癒やされる
あなた自身を表して(顕して)います。
そこに近づけるように意識することで、理想の自分へと変化していきます。
もちろん自力が無理なら他力本願のフラワーエッセンスで変わればいいのです。
(ちょっと時間がかかるのが難点ですが)
これまでカウンセリングの折にいろいろとお聴かせいただいた中で、
なにより尊いなと思うことが常々あります。
それは、その○○○で表されるのがどれも
本来のまっさらなその方ご自身である、
という点。
《蛍光マーカー引けるものならここにひいて強調したいくらいです!)
この地上に生まれ落ちた直後には
私たちは皆、一人で生きることができません。
誰かにお世話されないと、
生きることさえかなわない無力さです。
そんなお世話をされている間に
この世の“常識”
だとか、
その家その家のしきたり
だとか、
学校に行くようになってからは
知識
なんてものまで。
とにかくいろいろと身につけてしまっています。
それはそれはもう、身につけていることにさえ気がついていなかったり、身につけさせられたことをすっかり忘れてしまっている、それくらいなじんでしまっているものです。
ほんとうの自分の価値観ではない、周りの大人の価値観を自らのものと勘違いしたまま歩んでいらした結果、本来のご自分とのズレから生じる違和感に長年苦しんでおられる方も多いのではないかなと思います。
ノロイのひとつとも言えるでしょう。
⚜️原点回帰
本来の、まっさらな自分自身へ。
そのためにまずは、こうして
本来の自分がなにものであるか
そこを知れれば近道です。
そんな、ひとつの手法をお伝えしました。
○○○はお人によって千差万別。
また、同じ人でもそのときどきでフォーカスするところが違えば答えも自ずと違ってきます。
答えはその時どきでたくさんあってよいし、どこを見るかで変わって当然です。
正解はありませんし、間違いもまた、ありません。
このひとつひとつのお答えというものは、私が感じるに
実際にはその方だけの固有のものではなく、
人類共通の性質を普遍的に表したものかもしれない、
そんなふうにも思えてきます。
たとえば、タマゴ。
横から見たら卵形ですが、真上から見れば円形です。
外から見るのと割って中を見るのでは全く違う。
斜めから見たり底から見たり。
ざらざらのもの、つるつるのもの。
白いタマゴ、赤いタマゴ、ウズラの柄タマゴなど、どれひとつとして同じものはありません。
でも、どれも、タマゴ。
タマゴはタマゴ、ワタシはワタシ。
(なんの話…)
ちなみにこの手法はパシフィックエッセンス社の創始者、サビーナ女史がオンライン講習で教えてくださったものをもとにしています。
“ I AM STATEMENT. ”
と呼ばれ、調べたわけではありませんが英語圏ではよく知られた手法のよう。
自分の取説(取り扱い説明書)とか成分表示のシールみたいなものでしょうか。
…シランケド(ボソッ)
次回は、YUKIさんからのヒーリングと2度にわたる音のマントラ、そしてメッセージを受けて後に浮かんだ、私の○○○の部分をご披露申し上げます。
お時間あれば、そちらもご覧くださいませ。
今日も最後までありがとうございました。
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