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球場に泊まる非日常。「Rakuten STAY x EAGLES」が控えめに言って最高だった話


先日、仙台での野球観戦にて、「Rakuten STAY x EAGLES(以下、楽天ステイ)」に宿泊した。
なんとこちら、野球場の中にある宿泊施設

球場は非日常の空間だ。試合があれば最高に盛り上がり、熱気の渦に包まれる。それはきっと、声を出して応援ができない現状でも変わらないと思う。

その球場に「泊まれる」という、非日常な体験をプラスできるとしたら。

最高じゃないですか???

そして、実際最高だった。控えめに言って最高だった。いや神だった。
そんな最高の体験ができる場所が、仙台・楽天生命パーク宮城にある。

紹介動画。松井裕樹選手がベッドに飛び込む貴重な光景が見られるのでぜひ見てください。見てからこの記事を読み進めるとより楽しめます。

まずはチェックイン

チェックインは備え付けのタブレットで行う。このチェックインの動作は先程の動画にも取り上げられている。

部屋の鍵は暗証番号式のスマートロックで最先端。球場開場時以外は専用の入口があり、そこから入る。もちろん専用の入口の鍵もスマートロック。なんだか謎解きで暗号を解いているような気分。

ちなみにGoToキャンペーンで付与される地域共通クーポンは電子クーポン。このクーポンは仙台駅でお土産代に消えた。萩の月は美味しい。

お部屋のご案内

ここからはわたしたちが泊まった部屋の写真。
日常とは違う、まさに異空間。

まずはリビング。キッチンもある。

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キッチンはひととおりの機材と食器、カトラリーが揃っていて、なぜかお米も置いてあった。炊飯器もあったので朝ごはんとしてお米を炊いておにぎりにした。(おにぎりの具材は仙台駅周辺で調達)
でもお茶碗は置いてなかった。

冷蔵庫にはイーグルスウォーターが人数分(今回泊まった部屋は6人部屋)入っていて自由に飲める。

イーグルスウォーターとは:楽天生命パーク宮城の自販機で販売されているペットボトルのお水。ラベルが選手の写真になっていて、どの選手が出てくるかは選べない。いわばガチャ。時期によっては通販でも買えるとのこと。

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お風呂もでかいしきれい!(比較基準:一人暮らしの我が家)

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ベッドルーム。紹介動画の真似をして、ベッドに飛び込む松井裕樹ごっこができる。もちろんわたしも飛び込みました。

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サイン入りユニフォーム。誰のが飾られているかは部屋によって違う模様。泊まった部屋にあったのは浅村選手・銀次選手。

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2013年、楽天イーグルス日本一のときのフォトパネル。どの光景が使われてるかはこれまた部屋によって違う模様。ちなみにフォトパネルは、リビングとベッドルームを仕切るドアになっている。そしてドアの両面がフォトパネルになっている。(つまり、↓の写真の裏側にも別の写真がある)

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泊まった部屋は1Fでテラスつき。宿泊プランによってはここでBBQが可能で、BBQグリルが備え付けてあった。

しかし泊まった日は雨だったためほとんど外に出られず、こんな写真しかない。台風中継のカメラ映像かな?

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部屋のテレビをつけるとウェルカムムービーが流れる。選手のメッセージが流れるのだがこれが面白い。笑える。どんなふうに面白いのかはぜひ泊まって確認してみてください。

テレビで楽天戦を見ることもできる。球場にいるのに部屋のソファで試合を見るなんて、なんだか不思議な気分。

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公式サイトでは、楽天ステイの部屋のことを「楽天イーグルス博物館」と謳っていたが、まさにその通り。サインや写真、ここにしかない特別なアイテムがいろいろ展示・使用されている。楽天ファンじゃなくても楽しめる要素が非常に多い。実際、わたしは阪神ファンである。なんなら今回いっしょに泊まったメンバーのうち楽天ファンはひとりだけだった。
球場に泊まるだけでもじゅうぶん非日常なのに、部屋まで特別なスペシャル仕様。盛り上がらないわけがない。

いざ、試合観戦!

楽天ステイはレフトスタンドのすぐそばにあり、球場まで徒歩0秒。というか球場内。野球観戦目的の宿泊場所としては最高のロケーション。

試合開始2時間前にはチェックインができるので、試合前に部屋に荷物を置き、必要最低限の装備だけ持って自分の席に移動して観戦。身軽は最強。

前述の通り、宿泊した日は雨が降っていた。
ユニフォーム着て、タオル用意して、スマホ持って、レインコート着て、いざ観戦!楽天生命パーク宮城は完全キャッシュレスなので、スマホにQRチケットを入れ、楽天ペイを使えるようにしておけば財布すらいらない。鞄なしの手ぶらで行けるので雨対策の荷物入れ45Lゴミ袋もいらない。

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(球場で飲むビールは美味しい)

この日は試合が始まっても雨はやまず、むしろ強くなる一方。そして3回、ついに大雨で試合が中断となってしまった。

雨で試合中断となったときは、ずぶ濡れ覚悟で自分の席で試合再開を待つか、コンコースなど屋根のある場所に移動して雨宿りするのが普通。しかし楽天ステイはここでも最強。部屋に戻れば自分たち専用の広々としたスペースで雨宿りできるし、テレビで中断中の様子を確認できる。

雨はおさまらず、グラウンド状態も悪くなり、結果、中断された20分後にそのままノーゲーム

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試合が成立しなかったので無料配布のユニフォームがもらえなかったが、3回まで試合をタダで見れたのでよし。
試合後に仙台駅付近にごはんを食べに行く予定はあったが、その時間まで突然暇になったので、着替えたり(レインコートを着ていてもわりと服は濡れる)、テレビで阪神-DeNAの試合を見たり(NHK-BSでやってた)、ソファでごろごろしたり、改めて部屋の写真を撮ったり。

夜はせり鍋を初めて食べた。めちゃくちゃ美味しかった。

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特別な、誰もいない球場

楽天ステイに泊まると、照明が落ちた深夜の球場・陽の差し込む朝の球場を独占できる。普段は見ることができない球場の光景を見られるのは、ここに泊まる人だけ。

特に、照明の落ちたスマイルグリコパークがすごくよかった。これに関しては、いっしょに行ったメンバーのひとりであるなりー氏の写真をぜひ見てほしい。宿泊者以外は誰もいない、幻想的な世界。

ちなみに朝の球場はこんなかんじ。チェックアウトが9時と早いので寝坊には注意。

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2020シーズンに仙台で開催される公式戦は終わってしまったが、楽天ステイは試合のない日もオフシーズンでも宿泊可能。BBQプランもあるし、仙台市内まで歩いて15~20分程度で行けるので市内観光の拠点としても使える。試合のない日には素泊まりの破格プランもある模様。
もちろん2021シーズンの遠征や宿泊にもおすすめです!

宿泊予約はこちらから!


※この記事はPRではなく、ただ単純にわたしがおすすめしたいから書いた記事です。楽天ステイはいいぞ。

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