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誰かの為だと思えると、仕事の辛さが和らぐ事もある

自分の為に生きていると辛くてしょうがないのに、誰かの為に生きていると思うと霧が晴れたように辛さが和らぐ事があります。

仕事を続ける為には、少なからずそんなマインドが必要かと思います。

私は今まで多くの仕事を経験してきました。

アルバイトを含めたら、数え切れない程。

スポーツクラブの受付、水商売やエレベーターガール、ビアガーデン、エステ会社、健康商品販売、カード会社の営業、ケーキ屋さん、パン屋さん、洋服屋さん、ガソリンスタド、コンビニetc。

思い浮かぶだけでも、様々な職種を経験しました。

多くの職種を経験したと云うことは、裏を返せば、どれも長くは続かなかったということですが、、、。

高校時代からアルバイト生活を始めて、右も左も分からぬまま、朝から晩まで部活の合間をぬっては働いていました。

早朝にパン屋さん兼コンビニ&ガソリンスタンドで働き、その後に部活に行き、その後再びコンビニ業務をこなす、そんな過酷な生活を送っていました。

今思うと頭おかしい、、というか体力が有り余っていたのだと思います。

あの頃の自分に拍手喝采です。

良く頑張った!!

それ程お金が欲しかったのでしょう。

でも、大体の仕事は苦痛でしょうがありせんでした。

接客業務も苦手でした。

仕事を覚えられなくてビクビクしていたのを覚えています。

そんな私がパーソナルトレーナーだけは続けられています。

どうしてでしょう??

ただ向いていたからでしょうか?

好きだからでしょうか?

仕事も好きだけれども、それ以上にこの仕事をしている自分が好きなのだと思います。

特別なマニュアルもなく、自分で考え、その人に合ったトレーニングプログラムを提供する。

その考えるプロセスやオリジナリティを出せる点も、そしてクオリティ・オブ・ライフ向上に繋がるやり甲斐も、全てが私にとって価値あるものなのです。

でも、それだけではここまで続ける事は出来なかったと思います。

いつも私を必要としてくれるお客様が待っていてくれている、それこそが私にとって続ける秘訣になっていたのです。

この仕事に出会う前は、一生しんどい仕事をするなんて出来ないから、早く結婚しよう、などと考えていました。

自分が楽をする事だけを考えていた様に思います。

しかし、蓋を開けてみたら子育てしながら働き続けています。

産後4ヶ月で仕事に復帰しました。

仕事と育児の両立を苦痛だと思った事はほぼ、ありません。

それどころか、仕事が子育ての気分転換になっているではありませんか!

なんということでしょう。

自分でも驚きの現象です。

お金が貰えなくても続けられる事は、結果として仕事に繋がるのだと思います。

お金以外の報酬を受け取っているのですから、辞めたくても辞められないですよね。

こうしてお金が貰えるわけでもないのに、う~ん、う~んと首を捻りながら、noteを書いているのも、私にとっては続けられる仕事に繋がる可能性があるのかもしれません。

ただ、そこに価値がなければお金は稼げない、、、というシビアな現実はありますが。

仕事って不思議なもので、初めから好きにはならないし、やり甲斐も見当たらないです。

それなのに続けていると、好きが見つかったり、やり甲斐が落ちていたり、時には生き甲斐や気分転換になったりします。

最終的には自分とは?の答えが隠れていたりします。

いやぁ~、奥深いですね。

仕事が続かなかった若かりし頃の自分は、恥ずかしいと思っていましたが、今となっては数々の職種を体験した貴重な勲章へと姿を変えています。

間違いなんてない、失敗なんてない、経験があるだけ。

どんなにそう自分に言い聞かせても、怖がりな私には行動出来ない事が、まだまだ多くあります。

出来ないって事は、合わないって事。

頑張らないと出来ない事にエネルギーを注ぎ続けるより、頑張らないで出来る事にエネルギーを注ぎ続けることにします。

それが私の仕事のコツ。



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