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TEENSけーすけさんの「発達障害×メタバース」AVOS活用例1|クイズ大会

こんにちは。前回の記事で、AVOS導入・活用事例紹介のバーチャルインタビューにゲストとしてご登場いただいた、株式会社Kaien 教育事業部TEENSのけーすけさんとTEENSの事業内容についてご紹介しました。

今回の記事では、けーすけさんがAVOS(メタバース)を使って発達障害のお子様をどのように支援されているのか、AVOS導入の背景や活用例についてご紹介します!この記事に関するインタビューの様子は、YouTubeでもご覧いただけます。よろしければご視聴ください。(フルバージョンの動画はこちら

AVOS導入のきっかけ

今年(2022年)の6月からTEENSのしごと未来塾AVOSをご利用くださっているけーすけさん。そもそも「しごと未来塾」は、AVOS導入前からオンラインのサービスとして立ち上がりましたが、他にもいろいろなツールがある中でなぜAVOSを使ってみようと思われたのでしょうか。

けーすけさん発表スライド抜粋4
けーすけさん発表スライド抜粋4

「もともとビデオ会議のツールを使っていてお互いの顔が見えるといった利点はありましたが、8割くらいのお子様がビデオをオフにしちゃうんです。ちょっと寂しい感じがあったのと、より対面を感じられるプログラムにしたいと思っていたことから、他にも良いツールはないか探していました。そんな中で、無料でメタバースが使えるAVOSと出会い導入を決めました!」とけーすけさん。

AVOSを見つけてくださり、どうもありがとうございます!

AVOS導入後の変化や新発見

それでは、実際にAVOSを導入してみて、お子様たちの反応に変化はあったのでしょうか。

インタビュー風景
インタビュー風景。右のアバターがけーすけさん

ビデオ会議では、少なくともけーすけさんをはじめとした運営スタッフはビデオをオンにして顔を出して参加しますが、AVOSではメタバース空間でアバターを使ってコミュニケーションをとるため、運営スタッフもお子様も全員顔を出さずに参加することになります。つまり「みんな平等」なのだとけーすけさんはおっしゃいます。

AVOSでは、ビデオ会議では話さなかったお子様が声を出してくれたり、ビデオをオフにしている時には分からなかったけれど、実はとっても元気なお子様でメタバース空間でずっと歩き回っていることが分かった、といったこともあるそうです。けーすけさん曰く、メタバースを使うと実際にその人に会ったかのようで「あ、こういう人だったんだ!」と相手のことがより分かるような感覚があるとのことです。なるほど、大変興味深いですね。

お子様たちがより積極的に発言するようになったというAVOS。続いて、実際の活用例を伺っていきましょう。

AVOS活用例1「クイズ大会」

けーすけさんご自身もメタバースは未経験だったため、まずはお子様たちに楽しんでいただきたい!と思い「クイズ大会」を開催されたそうです。

けーすけさん発表スライド抜粋5
けーすけさん発表スライド抜粋5

具体的には選択肢を4つ用意し、答えがAだと思う人はAの教室にアバターを移動、Bだと思う人はBの教室に移動します。正解発表の際には、けーすけさんも教室を移動してお子様の前に登場し会場を盛り上げます!ビデオ会議だとチャットに答えを書き込んで終わりですが、メタバース上では空間内を移動しながら遊べる面白さがありお子様たちにも楽しんでいただけたようです。

また、リアルの学校だと教室をいくつも使うことは難しいですがメタバースだと自由に使えるため、準備や運営の手軽さという視点でもAVOSの使い勝手の良さを実感してくださっています。

AVOSを利用したお子様の反応や気づき

クイズ大会を通してはじめてAVOSを使ってみたというけーすけさん。運営を通して気づいたことがあるようです。

インタビュー風景
インタビュー風景。AVOSは全員アバターで参加します

動きがあるかないかで、人って相当楽しみが変わるんだなと思いました。また、すごく良く動き回るお子様がいて、他のお子様が操作方法が分からず止まっていると、さっとその子に寄っていって『こっちだよ』と連れて行ってあげる場面もありました。」とけーすけさん。

こんなお子様同士の助け合いやコミュニケーションが生まれるなんて心があたたまります。「動く」ことで見えてくるものがあるんですね。お子様からも「クイズは動けるからこっち(AVOS)の方が良い」という感想が大多数だったそうです。

これとは逆にもう一つ興味深かったことも。ビデオ会議では話さなかったお子様がAVOSでは話してくれた一方で、「緊張する」というお子様もいらしたそうです。けーすけさんご自身もメタバースだとゲーム感覚で話しやすいのかなと感じていたところ、そのお子様は「より対面だから相手の方を見なくてはいけない」とか「顔じゃないとは言え、人だと思うとドキドキする」とお話ししてくれたそうです。

お子様によって感じ方はそれぞれだということが分かります。いずれにしても、これらの反応はメタバースが「よりリアルな世界に近づいている」ことの現れかもしれません。

次回予告

さて、今回はTEENSけーすけさんのAVOS活用例「クイズ大会」についてご紹介しました。いかがでしたか? 次回は、発達障害のお子様の自主性が育つ「お悩み相談所」についてお話を伺っていきます。ぜひ次回の記事も読んでみてくださいね。



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