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004 ファンキーおばあちゃん

ニューヨークに引っ越しを決めたのは34歳の時でした。私のその当時の一番仲良い友人はスウェーデン人のアートと食のライターさん。彼女が色んなインスピレーションをくれた。特に刺激を受けたのはニューヨークはアクティブなover 40に沢山会えた事。

10代の頃からクラブで遊んでテクノ大好きな私の周りは日本でもアクティブな人沢山いたけど、比じゃないくらいニューヨークの特に女性は私には輝いて見えた。

今でもそれは色んなところで感じる。例えば子供が居たって夜遊びに行くの辞めなくていいし、いつまでもオシャレしたっていいのです。何着たってだれも何も言いやしないし、言われたところで何?ってメンタリティの人が沢山いる。当たり前の事だけど、30代で結婚してなかった私は自分でも気づいてなかったけど、きっと日本の「常識」や「世間の目」というものに窮屈さも感じてたのかも。

年齢を聞かないアメリカの習慣もよかった。私も気にしないし、あっちも気にしないのだ。何年も付き合ってから知ることもある。

エイジズムは勿論どこにでもあるし、ニューヨークに無いとはいいません。少なくとも、型にハマらなくても誰も何とも思わないニューヨークって街が私は気に入っている。

40歳になって私が思うのは、できたら日本ももっと中年女性をジャッジしない世の中になってほしい。何歳で何したって誰に迷惑もかけなければ好きな事させてよ。一年に2回しか帰らないから、私が知らないうちに社会が変わっていたら最高だと思う!

そんなわけで、60代もファンキーなおばあちゃんになれるように毎日感性も知識も身につけていきたいと思って生きている。

素晴らしく天気がいいので、今日はグッゲンハイムに行ってから大好きな一生三宅のショーに行ってきます。見出しの写真はあんまり来ないアッパーウェストサイドの素敵なおばあちゃんグループ🌸😊


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