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2024年5月3日

去年も全く同じだったが、学期が始まるといっぱいいっぱいになって心身共に不健康になって、周りの人間を遮断することで自分を保とうとする。ストレスにさらされながら自暴自棄になって、今年もちゃんとそれになり、あー、キャパが狭くて弱い自分本当に嫌だなと思っていたが、 なんと、、、、、 radical optimism / dua lipa 様 デュア様がアタシを助けにきた❣️❣️❣️ 「あんたも!!! ラディカルオプティミズムになんなよ!!!」って 低音で頬をぶん殴られている。

    • 阿佐ヶ谷にカウンター、失敗

       私は中央線に乗ったことがない。というか、できるだけ避けて生きてきた。何故なら、中央線に"如何にも"だという偏見を持っているからだ。勝手にサブカルチャー、カルチャー好き、カウンターカルチャーの詰まった線であるという偏見を持っている。私は音楽、映画、芸術、カルチャーとして括られるものは好きだが、サブカルチャーが好きなわけではなく、サブカル好きと言われるのがマジで嫌いだ。  たしかに、カウンターは好きだが、それはカウンターが好きなだけで、どちらかというと構造や立ち位置の話。つま

      • あたたかい日差し/予感

        ルーティン化された日々の中で如何に非日常で特別な時間を生産できるのであろうか。映画鑑賞や読書は自分の見えない世界を描いてくれているので、非常にありがたい娯楽だ。 「映画100本見るより、インドに1回行った方がいい」SEXはダサい/トリプルファイヤー これは一理あるのかも。インドまでなかなか行けないが、何かを実体験した時、画面や文字以上に得られるものがある。 ここ最近、私的に生きていると実感した日を記録したい。 お昼過ぎに鎌倉に集合し、友人と海で散歩する予定。時間通り集

        • 映画『憎しみ la haine』(1995)とフランス社会

           本来は映画『憎しみ la haine』(1995)に言及しながら、フランス社会について論じたかったのだが、全くうまくいかなかった。ここまでうまくいかないものなのか、映画とか芸術作品を反映させて社会について話すのはあまりに偏りすぎててやる気が起きない。いや、絶対意義もあるし、ディシプリンとして存在するが、そもそも文学部出身ではないから(言い訳)方法がわからなすぎる。全く下手くそすぎる。どうしよう。こんなつもりじゃなかったのに…。しかし、『憎しみ』に触れていないわけではない。な

        2024年5月3日

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          『夜明けのすべて』(2024)感想

          当たり前だけどネタバレあり。 本日2024年2月16日、横浜ブルク13にて『夜明けのすべて』(2024)を視聴。 去年、いや一昨年か、『ケイコ目を澄ませて』で、全て持っていかれた私は今回も三宅唱監督に期待を膨らませて映画館へ。 前回もそうだけど、題材が良い。題材。そして、それだけじゃないのよ。三宅唱監督の長回しも、ショットも光も、そして言葉選び。全てが洗練されすぎている。あまりにも洗練されすぎている作品に対して「祈り」が生じたという表現をしたくなるが、まさに今作には「祈

          『夜明けのすべて』(2024)感想

          『エドワード・ヤンの恋愛時代』(1994)感想

          ネタバレあり😄 『エドワード・ヤンの恋愛時代』(1994)を下高井戸シネマにて見てきた。 初のエドワード・ヤン。 私の周りの人々の間で圧倒的人気を誇る『牯嶺街少年殺人事件』(1991)は絶対見ようと思っていたが、まさか違う作品からエドワード・ヤンを見るとは。 私は見ている映画の時代とか国が偏りすぎて、そもそも台湾映画の優先順位は低いのだ。 『エドワード・ヤンの恋愛時代』の前情報は、「台湾映画」であることと「情報量多いよ〜」だけだったので、見る前から情報整理の脳を無意

          『エドワード・ヤンの恋愛時代』(1994)感想

          2024年2月1日

          お部屋にかけられている、まるい電波時計。数ヶ月前から、時計としての役目をさぼり始めている。電池を交換しても2時間遅れてで動いていたり、気がついたら30分先で動いていたり。私はまるい電波時計を見つめ「うそだな」と小さく呟きスマホで確認する。インテリアとして役目を果たしてくれているが、時計としての役目を果たしてくれない。 彼女が時計としての役目をさぼっていると考えられる原因は2つ。 まずは彼女が壊れてしまったのかも。確かにもう使って6年になるし、そこまで高価な時計ではない。し

          2024年2月1日

          『哀れなるものたち』(2023) 感想

          当たり前だけどネタバレあり 本日は『哀れなるものたち』(poor things)(2023)を見てきた。 あらすじ(ネタバレ?)を簡単にいうなら、イカれた医者が、自殺した妊婦の脳に、お腹の中にいた赤の脳みそをブチ込んで、妊婦(もうこの時点では妊婦ではないが)を生き返らせる。その生き返った女性の成長の様子を観察していたら、彼女は冒険したがり初めて、成長過程を描いた感じ わ〜〜(−_−;) 元々ボキャ貧な私、更にボキャ貧に追い詰められる。どこから何を言えば良いんだ。 一

          『哀れなるものたち』(2023) 感想

          『最悪な子どもたち』(2022)感想

          『最悪な子どもたち』(Les pires)(2022)を見てきました。 北フランスの"問題"を抱えている子どもたちに焦点を当てた作品。 第75回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリ受賞とのことで、「ある視点」部門グランプリ!?それは一体何??…という感じだったのですか、wikiで覗いてみたところ「若き才能を認め、フランス国内での配給を支援する援助金を提供することで、革新的で大胆な作品群を推奨すべく導入された」とか書かれてまして、、、まあ、その賞に正にぴったりで納得し

          『最悪な子どもたち』(2022)感想

          映画『Barbie』と”女性性”そして”弱者”

          ⚠ネタバレあり はじめに 「フェミニズム映画」「ポリコレ映画」など様々な噂を聞きつつ、自称フェミニスト(話すと長いです)でありDua Lipaが大好きな僕は映画館に足を運んだ。 まず、『2001年宇宙の旅』のオマージュとしてBarbieが出てきて、コメディ映画としての娯楽、赤ちゃんの人形を破壊することで家事無償労働否定としてのマルクス主義フェミニズムが垣間見えるスタートで、とても楽しませてもらった。フェミニズム的要素をシーンごとに拾っていったら楽しいだろうが、それはきっ

          映画『Barbie』と”女性性”そして”弱者”

          2022年年間ベスト~フランス編~

          2022年はどのような年だったであろうか。The Weekndの『Dawn FM』から始まり、Earl Sweatshirtの『SICK!』、宇多田ヒカルの『BAD モード』、FKA Twigsの『CAPRISONGS』、Samm Henshowの『Untidy Soul』など、1月だけでも、衝撃的なアルバムが数々リリースされ、胸が高鳴るスタートを迎えた。これでもかというほどの数の作品たちに出会えた年であった。 2022年の年間ベストをこの時期(2023年4月)に選出するに

          2022年年間ベスト~フランス編~

          arctic monkeys"the car"を聴いて

           このアルバムを聴いて、どうしても書かなければならないという衝動に駆られた。様々な感情、情景が浮かび、自分の頭を整理するためにも書き連ねるべきなのだ。 アルバム全体を通して  前作のTBH&Cの延長線という解釈は、一部当てはまり、優美で音が全体的に太く厚みのあるスローなサウンドである。延長線と言い切れないのは、やはり「宇宙」から「車」にコンセプトを変え、かなり異なる情景を浮かべるからである。「the car」を初めて通した時は、「宇宙」をテーマとしても違和感が無いと思った

          arctic monkeys"the car"を聴いて