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色鮮やかなブルーマロウ

秋の乾燥にぴったりのハーブです。

特徴と歴史

多年草の植物で初夏に花を咲かせます。寒い地域でも育ちます。もちろん、岐阜県飛騨地方でも育ちます。その花を古代ギリシャやローマ時代から食用と薬用として使用されていました。日本には江戸中期までに渡来されたようです。
白色の花を咲かせるマーシュマロウもあります。

花は乾燥させて使用します。収穫時は上の写真のように紫色をしていますが、乾燥させると青色に近い色になります。

喉の粘膜の炎症や痛みを和らげるとされています。
花の萼を食べて喉の粘膜を潤すというヨーロッパの自然療法の考え方もあります。

ハーブティーとしての使い方

ブルーマロウの花のみをお湯でも水でも注ぐと赤紫色した液体になります。

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この写真は水出しで抽出したブルーマロウです。水の場合は抽出までに時間がかかります。30分から1時間はかかると覚えておいてください。

鮮やかな赤紫色をしていますね。アントシアニジンが成分に入っています。
ここにレモン汁をかけるとピンク色に変化します。

色でも楽しめるハーブです。

味と香りに特徴はないので、単体で飲用する場合飲みにくいと感じる人もいます。レモングラスなど芳香成分のあるハーブとブレンドすると飲みやすくなりますよ。


粘膜をうるおすブルーマロウ。
秋は乾燥の季節です。カラダの内側から潤うるおすことで美肌につながります。
寒い冬にお肌がパリパリにならないよう、ブルーマロウをとり入れてみましょう!


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