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#TECHBEER 久米桜麦酒株式会社に訪問したら幸せすぎた!

みなさんお久しぶりです。お元気ですか? 久しぶりの#TECHBEERの投稿です。

実は年末に久米桜麦酒に訪問させて頂きました!山陰地方を中心に事業を展開している山陰酸素グループの企業であり場所は鳥取県西伯郡というところです。

トップ画は大山です。雪がとっても綺麗ですね!久米桜麦酒の方曰くここまで綺麗に見えるのは珍しいそうです。本当に自然の美しいところです。

醸造所兼レストランのガンバリウスです。レンガ作りがかっこいいです。

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この醸造所のブルーマスターを務めていらっしゃる方が岩田秀樹さんです。

岩田秀樹ブルーマスター

岩田ブルーマスターはなんと!!

実はビアテイスター最高峰の「マスターブルーイング・イバリュエイター」という資格をおもちだそうです。

こんなすごい人に#TECHBEERとして会って大丈夫なの?と戦々恐々としておりました。とっても良い方で話も面白くわかりやすかったです。

開始時刻まで少し時間があったのでアバナードの通常業務の様子を紹介します。我らが大阪所長はオンラインミーティング中です。背景の大山が映えてますね。こんな自然の美しい中でミーティングすると気持ちいいですね!

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醸造所見学や、麦畑、水、それから岩田ブルーマスターからの助言について

いざ、見学が始まると工場内のいろんな機材を見学させて頂きました。機密があると思ってレストランから見えるこの写真以外は撮影は控えましたが他にも大規模な発酵等のタンクがたくさんありました!

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まず、水についてですが、この写真が大山の水です。この水が良いビール作りに非常に重要だそうです。大山の伏流水は、大山に400年前に降った雪の雪解け水が地下やブナ林を通ってここまで来ているそうです。

と、いうことはこの水は1721年の冬の雪解け水?!

飲んでみましたが軟水なのに味があっておいしかったです。

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麦畑の写真です。大麦、小麦を醸造所の近くの畑で育てています。ホップも自家栽培し限定ビールに使用しているそうです。岩田ブルーマスターがおっしゃるに「フードマイレージが大事」とのことです。

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お楽しみの試飲会です。岩田ブルーマスターの乾杯で「かんぱーい!」。美味しい料理も一緒に頂きました!乾杯時の岩田ブルーマスターの話がかなり面白いです。ボケもあり不覚にもつい笑ってしまいました。さすが!

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左から2番目のヴァイツェンがワールド・ビア・アワード2011で世界一を受賞しているそうです。すごい!!

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杉本はアルコールだめですが、軽く口をつけてみました。


???!!!!!??

!!??

!!!!!!!

えっ! 美味しい!!!!!!

こんなに香りが豊かで、うまみというか甘みというか感じると思ってませんでした。日本のビールを飲んで苦いだめだ!って思ってたのは何だったの?! という感じです。


感動!!!


岩田ブルーマスターから頂いたお話

・良い香りや味を守るために非常に厳格な管理を行っている。

・工場内部の滅菌処理、他の菌を持ち込まない処理(乳酸菌が特にだめだそうです)が大事。

・自然が豊かで自然の良い水(大山の伏流水)を使用していること。

・原料へのこだわり(フードマイレージ、麦畑)。

・#TECHBEERをするなら温度管理をもっと厳格に。

・底は丸か円錐でないとうまく発酵できない。

・一次発酵時のガスは抜いても良い(むしろ抜かなければ美味しくない)、瓶詰のときに加えた糖分でまたガスは生まれる。

・温度、pHをビールを汚すことなく計測をする必要がある。

今後#TECHBEERを進めるにあたって、良いアドバイスを沢山頂きました!

現在#TECHBEERはペットボトルで発酵させており、ボトルの底が丸でも円錐でもないので発酵時に対流がスムーズでないと考えられるそうです。

またビールそのものの温度計測、pH計測をビールを汚すことなく対策を考えねばなりません。

このあたりが#TECHBEERを今後進めるにあたって大きな課題です。


最後に

岩田ブルーマスター、山陰酸素グループの皆様、久米桜酒造の皆様、久米桜麦酒の皆様、この度は本当に良い機会を頂きありがとうございました。

帰宅道中、大阪所長は「次いつにしますか?」とか言い出す始末でした。


アバナード関西 杉本よしひこ
記事に間違い等、不適切な表現がありましたら下記に連絡ください
yoshihiko.sugimoto@avanade.com





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