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【3D活用法】メタバース編【第12回】

こんにちは!
アベイルの3D担当です。

今回は、昨今話題の『メタバース』についての活用法をご紹介いたします!

そもそもメタバースって何??

メタバースとは、ゲームなどの仮想空間で現実と同じような世界が構成され、その中でセカンドライフを楽しんだりゲームをしたり、買い物をしたりともう一つの現実のような世界のことです。

メタバース (英: Metaverse) は、コンピュータやコンピュータネットワークの中に構築された、現実世界とは異なる3次元の仮想空間やそのサービスのことを指す[1]。日本における意味合いにおいては基本的にバーチャル空間の一種で、企業や2021年以降新たに参入した人々が集まっている商業的な空間が主にそう呼ばれる。将来的にインターネット環境が到達するであろうコンセプトで、利用者はオンライン上に構築された3DCGの仮想空間に世界中から思い思いのアバターと呼ばれる自分の分身で参加し、相互にコミュニケートしながら買い物やサービス内での商品の制作・販売といった経済活動を行なったり、そこをもう一つの「現実」として新たな生活を送ったりすることが想定されている[2]。

英的名称に於けるメタバース(metaverse)とは、英語の「超(meta)」と「宇宙(universe)」を組み合わせた造語で、もともとはSF作家のニール・スティーヴンスンが1992年に発表したサイバーパンク小説『スノウ・クラッシュ』に登場する架空の仮想空間サービスの名称だったが、その後、テクノロジーの進化によって実際にさまざまな仮想空間サービスが登場すると、それらの総称や仮想空間自体の名称として主に英語圏で用いられるようになった[2][3]。

ウィキペディアより引用

アパレルにおけるメタバースとは??

それでは、アパレルにおけるメタバースとは具体的にどんなことを指すのでしょうか?
実際の事例をご紹介していきますね。

ゲーム内の服を実際のアパレルブランドが作成して、ゲーム用、現実用の2つの服を作って販売している事例が多いです。
ゲーム内ではアバターといってプレイヤー(自分自身)の分身を操作します。
そのアバター用の衣服を、実在するアパレルブランドが手掛けているのです。

フォートナイトとバレンシアガのコラボ  提供:Epic
フォートナイトとナイキのコラボ   提供:Fortnite

これらはアバター用の服なので、実在しない服ですがアバター用現実用と両方用意してあるケースもあります。
このように仮想空間と現実の2つに対応したものをデジタルツインといいます。

メタバースによるメリット

ここ数年で新型ウイルスの影響により、ゲーム需要が高まり先ほどのようなゲームとのコラボで新たな客層の獲得や、在庫を抱えないデジタル上のビジネスが注目されています。

今まで実際の服には関心の弱かったユーザーが、ゲームを通じてコラボアイテムを購入したり、ブランドの知名度アップへ貢献する効果が期待できます。
そうそう、紹介したフォートナイトというゲームはスマホやPC、ゲーム機など様々な媒体で基本料金無料で遊ぶことができるゲームです。
無料なので基本的にはネットに繋がっていれば、誰でも遊べるのでコラボすることでの広告効果もありますね。

また、ゲーム上の衣服はデジタルデータなので現実の服とは違い、在庫を抱えることも量産するコストも輸送コストもなく販売することができます。
データ上の実際には着ることのできない服なんて、売れるわけがない。。。と感じるかもしれませんが、これを書いている筆者は好きなゲームで販売されたら間違いなく買います(笑
現実の服と違い、サイズを気にする必要もありませんし、何より家の収納を圧迫することもありません。

3Dアパレルシミュレーターはものづくりの観点からも、今回ご紹介したようなメタバースでも必須のアプリになります!
既存のゲームを開発するようなツールと違い、実際のパターンを組み立てているので、CGでも現実と同じくらいリアルな仕上がりかつ、直感的に衣服の3Dモデリングが可能です。

まとめ

今回はメタバースとアパレルについてご紹介しました。
メタバースについてはまだまだ、これから発展していく余地がある分野です。
今後に期待しつつ、それらに対応できる準備も必要になってくると思います。

それでは、また次回~