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「本の虫」だった私の現在


昔から本を読むのが好きだった
小学校の時、数ヶ月に一度学校で配られる本のカタログを見ながら、
どの本を買ってもらおうかと考えながらワクワクした

本が届くと1日2日で1冊読み終える程、本を読むのが楽しかった

本の匂い、
ページをめくる感覚、
本の世界観、
そして読み終えた達成感
すべてが大好きだった

そんな「本の虫」だった筆者は今、
大学で英文学科に所属している大学3年生だ
いくら本好きの10年前の私でも、
大学で文学を勉強することになるとは思ってもいなかっただろう

そして大学で文学を勉強することになってから
文学って本当に奥が深いのだと感じた
何当たり前のこと言ってるのって感じかもしれないが
純粋に感じた感想だ

作品を読んで
ただ面白かった、暗い話だった。など
そんな単純な感想では終われない

筆者の生い立ちや、
当時の文化的・歴史的背景が
大いに作品に影響をしている
それらを知ることによって、
違った見解がたくさんできる

読み手によって解釈が180度違ってくるのも
またまた面白い
同じ物語でもある人はハッピーエンドだと捉え
ある人は最悪なエンディングだと感じる

作家によって書くスタイルは当然変わってくる
文体を最小限にして
読者にたくさん想像させる書き方をする作家もいれば
細かい描写をたくさんする作家もいる

登場人物はなぜあんな行動をとったのか
なぜそう考えたのか
書かれていない結末の行方はどうなるのかと
あれやこれを考えるのもまたまた楽しい

それほど文学って多様性に溢れていて奥深いのだ
ということに気づけた英文学科生として1年目を終えた筆者の感想だ。

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大学の図書館に勉強しに行った際
筆者はよくB1階にある英文学コーナーに足を運ぶ
そしていつ行っても本の数に圧倒される

ヘミングウェイにジェーン・オースティンにディケンズ
有名な作家の作品が並んでいるのはもちろん
聞いたこともない作家の作品もずらりと並んでいる

まだまだ自分が全然作品を読めていないことを毎回実感する
大学生活の残り2年間、どれだけ頑張っても
この量は読みきれないと、少ししょんぼりしてしまう一方
もっともっと読むぞ!という具合でモチベーションが上がる

英文学科に所属している以上
大学生の残り2年間
出来るだけたくさんの文学作品を読んで
英文学のエキスパートになりたいと
思う今日この頃の私です。

P.S. 読んだ作品の感想やあらすじをたまにtwitterにも記録しているので
もし興味あったら覗いてみてください!

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