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公務員を辞めて転職した話

はじめましての記事にも書きましたが、昨年仕事を辞めて転職しました。
前職を辞めるまでの経緯など、簡単にですが振り返ります。

育休から復帰したのは長男が3歳、次男が1歳4カ月の頃です。

フルタイムで復帰したわけでもないし、有給も使い果たしていなかったし、時短で帰ることをとやかく言う人もいなかったし、続けようと思えばいくらでも辞めずに続けられたはずの職場でしたが、辞めました。

表向きには育児に専念するためということになっていますが、育児が大変だからというよりも、夫とこれから先も良いパートナーであり続けたいと思ったからというのが本当のところです。

子どもがいても共働きで働き続けるのが当たり前のように思っていたけど、夫と私の場合は、どうにも上手くバランスが取れませんでした。

結婚しても、出産しても、辞めることは絶対にないと思っていたし、以前の私は仕事にやりがいを感じていたし、ずっとこの仕事を続けていきたいと本気で思っていたわけですから、当然悩んだし、辞めないで状況が改善できないか沢山考えましたが、退職を選ぶことにしたのです。

上司に退職の意向を伝えた時、「絶対後悔するよ」と言われました。
それは決して私の能力を買って引き留めるという意味ではなくて、「君の代わりはどうにでもなるが、経済的安定を失うことに君自身が後悔するからやめておけ」ということだったと思います。

戦力外通告のように感じた一方で、確かにな、と納得もしました。
妻であり母であるのは他ならぬ私で、私が私でいられるのは家族がいるからで、それは何よりも幸せなことで大切にしたいものだと再認識するきっかけになりました。

退職したいま、確かに世帯年収はがくんと下がったし、2馬力の時にはまあなんとかなるでしょと思えていたけど将来の不安は常にチラついています。
でも、今は退職を選択して良かったと思っています。
これから先も後悔することがないように生きていこうと思えています。


こんな経緯で、年度末に退職をすることが決まってから転職活動をはじめました。初の転職活動。
私はひとまずハローワークに相談に行ってみました。
求人サイトを眺めてみても、自分ができそうな業務がどれなのか全くわからなかったからです。

この時期には、社会福祉士の勉強をしようと決めて養成校への出願も終えていたので、これまでの業務経験を活かせそうな〇〇相談員系でいくつか紹介していただきました。

結果的に勤務日数などの条件が合わなくてハローワークを通して応募はしませんでしたが、使えそうな資格がなくて丸腰で不安と嘆いたら、社会福祉主事任用資格があるかもしれないと教えていただき、調べてみたら私も3科目履修していたので社会福祉主事任用資格が条件の会計年度任用職員募集に応募、採用していただき今に至ります。

その他に2つ内定をいただきました。
適正が見込まれてというより、公務員で10年以上勤続経験あって、身元は保証されているし、多分ヘタなことしないだろうし、という感じだと思います。

公務員といっても、色々な職種がありますし、仕事内容も様々だし一概に良し悪しを評価できるものではありませんが、私は個人的に公務員という働き方は嫌いではありません。

会計年度任用職員なのでいずれまた転職を考える時期がくると思いますが、できることなら正規採用で今の業務に就きたいです。
そう思える転職先に巡り合えたのはありがたいことだなあと思います。

社会福祉士の仕事を知ったのも、前職を辞めると決めたことがきっかけです。
国試まで1年をきったので、初心忘るべからずということでそのあたりも今度書いてみようと思います。

#転職体験記  


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