「あなたの世界観が好き」と言われて心がずっとときめいている。
「世界観が好きだなど思って選びました!」
文章やイラスト、写真など、何かしらの表現をしている人にとって、一番言われて嬉しい言葉じゃないだろうか。
今日、カメラのポートレート撮影講座に行き、「本日のベストショット」に私が撮った写真が選ばれた。
選んでくれたのは被写体モデルをして下さった方で、その方に「この世界観が素敵だと思って(選びました)!」と言われて、静かに感動した。
「上手だね!」とか「テクニックが素晴らしい!」と褒められるのも、努力を認めてくれたように感じられてとても嬉しいし、ありがたいなと思う。
でも、「あなたの世界観が好き」と言われると、自分の持って生まれた感性を褒められているような気分になる。
この「感性を褒められる」というのは、唯一無二の「私らしさ」が素敵だと言われているように感じられる。
また、おこがましいけれど、センスとか才能を認めてもらえたような気持ちになるのだ。
平日の私は会社員で、本当に心がときめかない仕事をしている。
仕事内容も凡庸だし、おまけに目立った成果を上げられないでいる。
仕事中に「あなたのやり方は間違っている」と言われることもあり、気分が沈むことも多々ある。
このまま無難な会社員として、埋もれていくのかなあ..という、鬱屈とした思いを抱えていた。
そんな時、趣味の写真で私の「世界観」を褒めてくれて、10人くらいいる参加者の中からベストショットとして選んでくれた。
こんなに嬉しいことはなかった。
私は私のままで良いし、私が持っている世界観を大切に育てていこう。
写真だけでなく、文章もイラストも、私しか描けないものを描いていこうと思う。
おしまい。
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