DATAを行動に変えよう
DX(デジタルトランスフォーメーション)が取り出されています。
デジタルテクノロジーを使用して、ビジネスプロセス・文化・顧客体験を新たに創造(あるいは既存のそれを改良)して、変わり続けるビジネスや市場の要求を満たすプロセスと言われます。
ちょっと良くわかりませんが
デジタル技術を浸透させることで、人々の生活をより良きものへ変革することらしいです。
企業がAI、IOT、ビックデーターなどのデジタル技術を用いて、業務フローの改善や新たなビジネスモデルの創出だけでなく、レガシーシステム(*)からの脱却や企業風土の変革を意味するとのことです。
レガシーシステム:過去の技術や仕組みで構築されているシステム。古くなったコンピュータシステムのことを指しています。
DXはデジタル改革で、IT化やデジタル化とは違うと言われます。
IT化やデジタル化は、旧来のアナログでやっていたものをデジタルに変える。紙電子化する、ハンコ押印をやめようとすることです。
DXの目的は、デジタルを通して世の中を良くする。
ビジネスの世界で
DXの目的が、新たな顧客価値の創造とすると、
まず、DATA・デジタル化したものを
集める、見やすくするだけでなく
その次のAcitionにつなげる
行動につなげることではないでしょうか
なんらかの行動が伴わないDATAは意味がない
DATA収集を目的化しない
使いやすいも目的ではない
そのDATAで何をするか
そのDATAの意味は何で
その意味から何を導き出すのか
仕事活性化キャリアドック(ある営業部門の仕事活性化について)
日々営業マンは顧客訪問記録をDATA入力しています。(どこにいつ何件訪問した等)
訪問件数をカウントした集計表が毎週メールで廻ってきます。
訪問件数は目的ではないですね。
件数カウントはあくまで結果でしかありません。
カウントすることにより、訪問件数があがり、顧客接点を増やすのが目的だとしても
そのDATAから次のアクションには繋げられていません。
次のアクションに繋げるためには
人が介在することが必要ではないでしょうか
人の介在、人の意識がDATAに宿って、意味のある行動に繋がる。
人に記入欄
も実はありました。
自分の意思で記入する空欄
初めから与えられた選択肢をチョイスするのではない書く欄
いちいち書くのはめんどくさい、いあだと言う人はいますが、
実際には、その空白欄に皆記入しているという事実がありました。
件数カウントはやらされ感があるものの
強制ではない空白欄に、何をしたかのコメントを皆記入しているのです。
その空白欄に書いていることにリアクションはなくとも
誰かが読んでくれることを期待して書いているのです。
空白欄の活用(手上げ文化の醸成)
今誰も反応していないDATAに反応するような仕掛けをします。
空白欄に
記入されたことに
手を上げる(前日の記事 打席に立つ・手を挙げる参照)
手を上げるインセンティブを付加します
手を上げて
ポイントをもらう
ポイントをもらう行動心理が働く
リーダー自ら手を上げる
手上げ文化を醸成します
DATAにアナログをいれることで
DATAが生きる
DATAを行動に移せる
のかもしれません
そこにはAIでは出来ない人間の意志が働きます。
自らの意志で手を上げたことには、モチベーションが生まれます。
こうして自ら手を上げ、チームを作り、箱の外に出て(自分の担当にこだわらずどこにでも行く)、スピーディ(アジャイル)に行動する(顧客に行く)ことで活性化された組織(営業部隊)に変革することを促せます。
仕事キャリアドック(前々日記事 仕事キャリアドック参照)の提言は
行動変容・意識変容です。
今置かれた環境・条件の中で
意識と行動を変えることで活性化をはかるものです。
「仕事の壁をこえる自己成長マトリックス戦略」の第一章を、ごきげんビジネス出版さんのnoteにて公開されています。
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