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勉強の習慣の付け方

こんにちは。nanoです。今回は、勉強の習慣の付け方について、記事にしていきたいと思います。
また、この記事は、お勉強をこれからするお子様向けに書きたいと思います。小学校入学前のお子様を想定しています。
逆を言えば、小さな頃からお勉強は始めてもらったほうが良いと思います。


まず、結論から、お話します。それは…
勉強をすると、何かいいことがおこる!!
と思わせることです。


お勉強なのですが、最初は、本当に簡単で、すぐに終わるものから、始めてください。
例えば、プリント1枚から、などです。

それでは、どのようにお勉強の習慣を付ければいいのか、書いていきます。

とても簡単なプリント1枚と、鉛筆、赤ペンを用意してください。
プリントとは、例えば、次のようなものです。
(しつこいですが、小学校にあがる前のお子様・これからお勉強を本格的に始めるお子様を想定しています)
・線なぞり
・〇と数字を線でつなぐ
・ひらがなの「つ」とか「し」とか、とても簡単なもの
・漢字の「一」とか「川」とか簡単なもの
などなど…なんでもよいのですが、
5分もかからないで終わる、簡単な内容のプリントを用意してください。

⑵お子様に席に着かせます。


⑶「これから、お勉強を始めます」と言って、これからすることは「勉強なのだ」と認識させます。


⑷お子様に解かせます。
「そうそう!上手だね~」など、お子様を盛り上げてください


⑸「お勉強できたね。えらいね。〇〇が上手だったよ。」
という感じで、とにかく褒めます。赤ペンで花丸をかいてあげて、その時に
花丸も、工夫してみてください。(ライオンやお花の花丸など)
 ⑶でこれからすることが勉強なのだと認識してほしいのは、ここで「勉強  =勉強すると褒められる=勉強すると嬉しいことが起こる。楽しいものだ」と思ってもらいたいからです。


⑹ご褒美シールを貼ってあげます。

以上です。


⑹の「ご褒美シール」ですが、「勉強がんばり表」を作り、それに貼ってみてください。おすすめです。
ファイルを載せておきますので、良かったら、ご参考になさってみてください。もしくは、そのままお使いください。

人には「コレクション」をしたくなる心理があるそうです。
シールが1つ。2つ。……と、増えていけばいくほど
「まだ空いているマスを埋めたい!」と思っていくんです。
また、シールが埋まっていく過程で、「これだけがんばった」という達成感も味わえます。

ポイントは、とにかく
勉強をしたら、なんかいいことがある!!
と思わせることです。

ですので、お子さんがお勉強しているときに、
叱ったり、イライラしたり、
それは絶対にしないでください
たとえ、お子様がお勉強中にふざけても、
最初のうちは、絶対に、叱らないでください

ポイントがたまったら、ご褒美をさらに、用意してあげると良いと思います。勉強を始めて、初期の頃、「1日1枚」で進めているうちは、10ポイントで1つ、何かご褒美をあげるとよいと思います。
例えば、男の子でしたら、ミニカーとか、戦隊もののグッズとか、ガチャガチャとか…女の子でしたら、アクセサリーなど。
ちょっとした、本人が喜ぶもので、そんなに高価なものではないものです。

一日2枚、3枚…と増えて、勉強の習慣もついてきたら、10ポイントはすぐに貯まってしまうので、「100ポイントで少し豪華なご褒美」に切り替えると良いと思います。そのタイミングで、わたしはお金のご褒美にすると良いと思います。(そのほうが安上がりだと思うからです)

こんな風にしていると、ご褒美が無いと勉強しなくなるのでは・・・
と、心配になると思います。
ですが、私は、そんな風にはならないと思います。
正確には、「ご褒美のことは忘れて、勉強をするようになる」と思います。その表現のほうが合ってるかもしれません。

と、いうのも、わたしは、そもそも、子供の仕事は、「勉強」ではないかと思っているからです。
ですので、「お小遣い」は
「勉強してもしなくても、もらえる」もの、ではなく、
「お手伝いをしたらもらえる」もの、でもなく、
「勉強したらもらえる」もの
として、育てたほうが良いと思ってます。

特によく、「お手伝いしたらご褒美をあげる」というご家庭がみえますが、
それこそ、「ご褒美がないと、お手伝いしてくれない」子に育つように思います。
お手伝いこそ、ご褒美無しで、ボランティアや優しい気持ちから
できる子に育ったほうが、素敵だな、と思います。

お勉強の習慣がつけば、お勉強が得意になってきます。得意になってくれば、
「次のテストでは〇〇点取りたい」と目標を持って、取り組むようにもなりますし、
「この問題、ヒント出さないで。もう少し自分で考えたい」
と、夢中で問題に取り組むようになります。

決して、ご褒美だけ欲しさに、「問題を埋めればいいんでしょ。やったから、ポイントつけてといてね。」というようなことには、ならないと思います。

また、学年が上がってきたら、
「1枚で1ポイント」だけでなく、勉強の質に合わせて
「覚えたら1ポイント」や「確認テストで〇〇点取れたら1ポイント」
「音読1単元分で1ポイント」
など、柔軟に色んなパターンを増やしてみてください。

それから、「褒める」ということについて。
褒めるタイミング、嬉しいことがやってくるタイミングは、
どんどん多くして
あげてください。

①勉強したら褒める
②解けたら褒める
③ポイントが10個(初期のうちは)でご褒美
④ポイントが100個でまたご褒美
⑤何か、検定やテストなどで結果が出たら、ご褒美(外食など、お祝いという形もいいと思います。)

というように、「褒める」、「ご褒美」は、「すぐ」です。
例えば、「通知表の成績が上がったら」などという設定では、
遠すぎて、忘れます。
すぐに良いリアクション、反応をしてあげてください。



少しでも参考になりましたら、幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。









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