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支援級支援員の仕事って?どんな仕事?私にもできるの?

こんにちは。小学校の支援級で支援員をしていました。
nanoです。

ハローワークに行くと、
「小学校 支援員 募集」という案件、時々見かけますよね?
興味のある方も、多いと思います。

でも、学校の支援員て、どんな仕事をしているのでしょうか?
自分にできるのかなぁ・・・????


多くの人にとって、小学校の支援員なんて、
よく分からない世界なので、心配になりますよね? 
私もそうでした。
今日は、学校の支援員が、日々、どんな仕事をしているのか、
参考になるように、私の経験を元に、お話させて頂きます。


そもそも、支援級とは


支援級とは、
知的障害や発達障害などの診断を受けたお子さんや、その疑いのあるお子さんなど、
普通のクラスで、他の子供達と一緒にお勉強するのに困難を持ったお子さん
が在籍するクラスです。


仕事はどんなことをするの?難しい?大変?

主な仕事内容は、
簡単に言ってしまうと「子供達の支援」です。

支援級の教室で子供達を支援する。
②支援級の子供達が、普通クラスに行く時、一緒に付いて行って支援する。
普通級に在籍する子供で、何かしらの困難さを持つ子の支援をする。

この3つの支援に分かれると思いますので、ひとつひとつ、説明していきますね。


1つ目:支援級での支援


支援級には、1つのクラスに、複数の学年のお子さんが在籍することも多いです。
支援級に在籍する子供達は、ひとりひとり、学習スピードが異なります。
ひとりひとり、勉強内容も異なりますので、
先生お一人では、教えるのが大変になります。
支援員は、そんな時に、お手伝いをします。

イメージとしては、公文式を想像していただければ分かりやすいと思います。メインの先生のサブとして、子供達を見守ります。




2つ目:交流先での支援

支援級の子供達も、できる子は、普通クラスで授業を受けます。
普通クラスに参加することを、「交流」と言います。

支援級の教室には、基本的には担任の先生が残り、
交流クラスに連れて行く時は、支援員が連れて行きます

交流クラスに行きたがらない子もいるので、そういう時に、上手に誘導したりします。


3つ目:普通級での支援

普通クラスに在籍してはいても、授業についていくのに、困難なお子さんもいます。そのようなお子さんのサポートをする場合があります。
また、学力に問題はなく、身体の病気で、サポートが必要なお子さんもいらっしゃいます。そのようなお子さんの支援もします。

以上が主な仕事ですが、
その学校や、先生によって
・教室の飾り付け
・掃除
・ピアノ演奏
なども、頼まれることもあります。
支援員の経歴も様々です。
得意な分野で、頼まれるようです。



勉強を教えられないとダメなの?

支援員は、基本的には、勉強を教えません。
ですので、勉強を教えた経験が無くても大丈夫です
でも、支援員の中には、元先生だったり、塾講師や家庭教師だった、という人も多いので、
個別に分からないところを教えたりする機会もあります。





どんな経歴の人が多いの?

私がお会いした支援員は
・元学校の先生
・元幼稚園・保育所の先生
・元塾・家庭教師・ピアノ教室の先生
・子育てのベテランママさん
・教員を目指している方
・ご自身のお子さんに発達障害があり、その経験を生かした方
などが多かったです。
特殊な仕事の部類に入ると思うので、
ある程度、それまでの経歴で、似たような仕事に就いていた方や
そもそも学校の先生をされていた方、教員免許を持っていた方
が多いようです。


とは言え、障害についての知識がなくても大丈夫?

自治体にもよりますが、おそらくすべての自治体で
定期的に、勉強会を開いていると思います。
知識や技術は、少しずつついて行くので、心配する必要はないです。

実際に学校に配属されてみないと、分からないことも多く
心配だと思いますが、
私が日々感じるのは、支援員の仕事としては
子供と接するのに慣れてるかどうか
が、一番大きいように感じます。

いかがでしたでしょうか?
支援員の求人に、申し込もうかどうか、
少しでも参考になりましたら、幸いです。


最後まで、記事をお読み頂き、ありがとうございました。








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