価値と強さ
試練と支援は同時にやって来る
でも中々支援には気づかない
気づいても理解するのに時間がかかることもある
そもそも自分で気づいていれば
試練もやってこないし
支援も必要ない
巡り巡って自身の原点に戻る時が来たという感じかな
14歳の時、留学準備のために東京の家に戻って
独り暮らしを始めたあの時は
孤独で、苦しくて、辛かったけれども
夢を持っていたし、ハングリーだったし、
何よりも毎日毎日戦っていた
『イイ女』というのは秒で男の質を嗅ぎ分ける能力があるようで
それは本能的に備わっているのであろう
自身の価値と強さを、常に向上しようと過ごしていた日々から
随分と経ってしまい、いつの間にかつまらない大人になってしまっていた
お見通しのお友達は
『好きな女』主体で生きるのはやめて
自分を磨いて、価値を上げて、強くなれ!
と端的には伝えてくれたのだと思う
まさに正論だ
今日のランチはポールの運転で
来週帰任するアイコさんを
マレーシアレストランにお連れした
先週のパンダ飲茶も彼女の送別ランチだったのだけど
どうもポールは彼女のことがお気に入りのようで
僕はだしに使われたような感じだけども
『まあ、いいか』と付き合った
以前は『Sambal』という名前のマレーシアレストランだったけど
いつの間にかチェーン店の名前とメニューになっていた
結構広いお店なのに女の子は独りでフロアの配膳とレジをしていた
ここも人不足なのかな
お客も減っているようなので
バランス的には
まあなんとかなっている様だけど
マレーシアでの14年間
国際ロータリーやフリーメイソン関係の友人に囲まれ
外国人だったという事もあり、政界や財界の方々にも可愛がられ
でも、そこから気づいたのは現実世界の曲がり具合というか
良くも悪くも不完全さだったり
正義が負ける現実だったり
とうとうチーズケーキ屋をしながら現実逃避を企てた
まあ、学びは多々あったし
後悔は無いけれど
どこかで『上手に生きる』癖がついた
平和に小さな幸せを守って
無難に過ごす
それはそれで良いのだけれど
折角気持ちのいい夢の途中で
叩き起こされたのだから
キチンと覚醒して
自分磨きに勤しもう