サブカルチャー

たとえ周りに本当の自分を受け入れてくれる人がいなくても、落ち込むことはない。世の中は多くの物語や芸術であふれている。その中には必ず、いまの自分の写し鏡があるはずだ。心惹かれるものはたいてい、自分自身を反映している。先天や今の人間関係に恵まれなかった人にとって、そういった鏡を見つめ続け、自分の形に気づいていくことは何にも代えがたい価値がある。

あきらめる必要はない。向き合い続けるだけでいい。成果や成功はただの「点」でしかない。周りは必ずその姿を見ている。それが社会を動かす原動力になっている。相対で決まる社会。その中で生きる自分あるいは分人。それゆえに、その結果の真の責任は、社会全体に散らばっているのである。だからその一歩を恐れることはない。決断はこれまで自分と関係したすべてから導かれる。いつの日にか、みんながその仕組みを知り、これまでのすべてにありがとう、さようならと思える瞬間が訪れる日を願っている。

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