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オーストラリアで2校の語学学校に通ってみて。

筆者は、ワーキングホリデーでオーストラリアに来てから早2年が経ちました。英語が話せない状態でオーストラリアに渡航し、全部で2校の語学学校に通い、オーストラリアの大学に合格することができました。オーストラリアでワーキングホリデーをする予定の方は、語学学校に行くことを考えている方も多いと思います。今回は、筆者の経験をもとに生徒の国籍や授業の内容など、オーストラリアでの語学学校の様子をお伝えします!

■なぜ2校の語学学校に通ったのか?
筆者はもともと日本で看護師をしており、最近人気の看護留学プログラムに参加しました。オーストラリアに渡航当初、英語は初級。シドニーにあるJET English College という、看護留学のために設立された学校へ3か月通っていました。

その後、オーストラリアで看護助手の資格を取得し、オーストラリアの施設で海外の看護を経験。その中でオーストラリアに魅了された筆者はオーストラリアで看護師になりたい!という気持ちが強くなり、大学進学を目指すことに。

大学進学にあたり、大学進学プログラムを持っている現地の語学学校 Navitas English College へ4か月程通い無事に大学に合格しました。

それぞれ学校の目的が異なるので筆者の経験をもとに実際の語学学校の様子を紹介します。

■生徒の国籍について
JET English College
この学校は日本の留学エージェントによって設立された 、カランメソッドというプログラムを提供している看護留学専用の学校です。

参加している日本人が文法を含めた日常英会話を習得するためのプログラムが組まれています。最大12人の少人数クラスで1日6時間、ネイティブの先生とひたすら話し続けます。

そのクラスのほかにもオプションでネイティブの先生と1対1で行われるプライベートレッスンというものがありました。

日本のエージェントが設立しているため、生徒はほぼ日本人です。

ただ、授業中はずっと先生との会話に集中するため、卒業時には自動的に日常会話が身についていました。

Navitas English College

この学校はオーストラリアだけでなく世界各国に支店を持つ語学学校で、講師は全員英語教師としての資格を持っています。

初級英語から、アカデミック英語、アイエルツなど生徒の目的ごとにコースを選べる仕組みとなっていました。

筆者はこの中で大学進学コースであるアカデミック英語を学びました。

国籍は、コースによって異なりますが、アカデミッククラスでは中国人、韓国人、サウジアラビア人、インド人、パキスタン人など主に大学進学を目的としているアジア人が多かったです。

日本人が多いシドニーの語学学校にも関わらず、日本人はクラスで1、2人でした。ヨーロピアンはジェネラル英語のクラスでよく見かけました。

■語学学校の授業の内容
一番はじめに通っていた語学学校は先ほど説明した通り、よく使われる英文法が織り交ぜられたフレーズをひたすら繰り返します。

そのため、短期間でスピーキング力がぐんと上がります。
ライティングやリーディングはありませんでした。

大学進学のための英語を学ぶのに通っていた2校目の学校では、リーディング、ライティング、スピーキング、リスニングすべての項目がありました。

この学校は、他の大学進学プログラムを持つ語学学校に比べて、ライティングが厳しいといわれているそうです。実際に大学に入った時を想定して授業が行われるので、一言で言えばスパルタでした。

20分間一人で話し続けるプレゼンテーションの機会や研究論文、校内で文化活動調査を行うなど、かなり学術的な英語を学ぶことができました。

■学校に通ってよかったこと
オーストラリア渡航時は英語初心者だった筆者にとって、最初に通った語学学校はオーストラリアで日常生活を行えるようになるのにとてもためになりました。

わかったつもりになっていた文法なども英語を英語で理解することで、実践的な英語を身に着けることができました。

大学進学のために通った2校目の語学学校では、クラスメイト全員がすでに中上級の英語なので、コミュニケーションに困ることがまったくありませんでした。クラスに居たもう一人の日本人とも一度も日本語で話したことはありません。

それに加えて、スパルタ授業や課題をみんなで乗り越えるという点で、短い期間の間で生徒同士の絆が生まれとてもいい経験にもなりました。

アイエルツなど英語の公式テストのみでオーストラリアの大学に入学する人もいますが、大学入ってから研究の仕方がわからないなど挫折してしまうことが多々あるそうです。

この語学学校に通ったことで、自分の英語力に自信をつけることができました。

■学校選びで後悔したこと
1校目の語学学校は看護留学プログラムに含まれていたのですが、留学前にイメージしていた留学ライフとはまったく別物でショックを受けた記憶があります。

いろいろな国籍の留学生と友だちを作れると思っていたら日本人しかいなかったので、留学生の中には留学会社に苦情を出している人もいました。

事前にこのプログラムについてもっと調べておけば良かったなと反省しました。

2校目の語学学校は比較的高額でした。アカデミック英語はそれぞれ10週間ずつ1-3まで3段階のクラスがあるのですが、入学テストを受けたとき文法はわかっていても、ライティングのスキルなどがまったくなかった筆者はレベル2からのスタートでした。

事前に学術的な英語を自分で学んでおけば10週間分授業料を払わなくてすんだのと、時間も節約できたなと後悔しています。

■さいごに
今回は、筆者個人の経験をもとにありのまま語学学校の内容を紹介しました。個人的な見解ですが、語学学校は自然な英語が身につくだけでなく、オーストラリア生活を充実させるきっかけになるのでおすすめです。事前に何を目的にしてワーキングホリデーをするのか明確にすると、後悔しない語学学校選びができると思いますよ!

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この記事のライター : Elinnaさん
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