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こんなサインがあったら危険信号

母が数日前、
脳梗塞で入院しました。


「今日、
体操教室に行こうと思ったら、
まっすぐ歩いているつもりなのに、
右に傾いてたのよね。

それを友達に教室で
伝えようとしたら、
ろれつが回らなくて、
話せなかったの。

そうこうしているうちに
体操が始まって…
今はなんともないんだけどね」


そんなことを
夜の親子ZOOMで話された時に、
一気に血の気が引きました。


私はオーストラリアの医療現場で、
脳梗塞のカテーテル治療に
携わっています。

だから、余計に怖かったです。

でも、一度も母には
「脳梗塞はこんな症状なのよ」と
話したことがなかったんですよね。


だから、
「今すぐ、病院へ行かなきゃ」
と夜8時すぎに騒ぎ出す娘に、
「嫌だぁ、そんなの。
救急車なんて呼ばないでよ!」
と言われてしまい…


その時は、筋力の左右差や
言語障害がなかったため、
「タクシーは私が拾うからいい」
という母をお仕切り、
私がタクシーを手配しました。

(国際電話だと繋がらない会社もあって、
さらにテンパる…)

救急外来では医師から
「歩いて来たのが奇跡」
と言われる状態だったそうです。


幸いにも、現在、
後遺症はなく、
来週には退院となります。


ぜひ、皆さんに、
そしてご家族にも
知ってもらいことは以下のことです。

【脳卒中(脳梗塞や脳出血)の主な症状】

●半身の麻痺・ひしびれ
●ろれつが回らない、言葉が出ない
●立てない、歩けない、ふらふらする
●視野の障害、ものが二重に見える
●激しい頭痛

*飲み物をこぼしたり、
顔の半分が垂れ下がり気味、
腕がだらんとなったままなど。

一般の方向けの情報リンクも
載せておきますので、
これを機会に是非みなさんの大切な人が、
脳梗塞に関してもっと知って頂けると
嬉しいです。


そして、なによりも、
食生活や適度な運動、
一人暮らしのご家族との
こまめな連絡も忘れずに。


髙橋奈央子とLINEで繋がる

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