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あがき −最強のコーチング−

こんにちは!鈴木です。

今日は「あがき」という言葉が心に引っかかったので、引用してみたいと思います。


「あがき」がチームに与えるもの
競い合う二人の選手に、こういったこともある。
「おまえたち二人を比べたら、全体の95%まで同じレベルだ。
残り5%の違いは、1人が4年生であるということだ。4年生には後がない。
この決勝戦では、後がない4年生は、指一本でトイ面のかかとを引っ掛けて倒すはずだ。だから俺は4年生のおまえを試合に出す」
(中略)
「本当に競い合った者同士だけが手に入れることができるものがある。
それは同志愛とでも呼べるものだ。本気で勝負をしなかった人間は、真の意味での仲間、一生大事にしていける友人をつくることはできない。だから4年生、あきらめずに最後の最後まであがき、苦しめ!」

(最強のコーチング 清宮克幸著)

早稲田大学のラグビー部を低迷期から一気に最強軍団に育て上げた名監督ですね。早稲田では、「あがき」という言葉は、
・競い合う
・最後の1センチに命をかける

そんな風に使うと書かれていました。

ビジネスや人生にも当てはまる言葉ですよね。答えのないビジネスで、実力の違いなんて微々たるものであると思っています。

その仕事への情熱や責任感から、最後の最後まで諦めずに食らいついたときに出てくるアイデアや行動が差を生んでいくだけだと思うのです。
1回の経験では変わらないかもしれないけど、それが積み重なったときに、
大きな差になって現れますよね。

背水の陣ではないけど、どこまで自分を絞り出せるか?「あがき」って恥ずかしいかもしれないけど、私は輝いて見えます。そこを冷めて見てしまった時に、成長という大事なモチベーションを失ってしまうんじゃないかなと。

清宮監督も、決められた練習時間は本当に限られたものにして、その時間の中でどれだけ有効な練習ができるかという自主性を徹底的に推進していたようです。

ついつい「あがき」が時間に置き換わってしまいそうですが、むしろ体力的なものより、脳に汗をかく時間が重要で、それが重要な戦いのときに、最後の1センチで勝たせてくれるのかもしれません。

なんかワクワクしちゃいますね。


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