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"裏無い"と憧れの技術

ー占いとの付き合い方

「当たる占い師がいるから占いに行ってみない?」ー。そう誘われても、当面、行く気にならないだろう。その理由。悲しい哉、今は科学的根拠に乏しい"裏無い(うらない)"の言葉を楽しむ余裕がない。時間的にも、懐具合にも、そして気持ちにも。そんなわけで、今は占ってみたいこともない。ただ、占いに興味がないというわけではない。

お知らせ:コンテンツ『阿吽の呼吸』に掲載した記事「裏無い言葉は楽しめない」の内容などを一部追加・修正して再掲載しました(あ)

ホームズの手法

「話のネタになるよ」と誘い水を向けられても、誘いに乗らない結果は変わらない。占いに行くだけが話のネタではないと返し、あらためて断るだろう。決してハスってるわけではないので、悪しからずだ。

とはいえ、占い師が使う技術には関心がある。例えば、外観を観察したり何気ない会話を交わしたりするだけで相手のことを言い当て、相手に信じさせる「コールド・リーディング」という手法がある。

ウィキペディアによると、「(小説の)シャーロック・ホームズなどが外観や遺留品だけで相手の特徴を言い当てていたが、これもコールド・リーディングの一つ」という。どこかクールで身に付けたい憧れのテクニックだ。

心理学を応用

心理学でいう「バーナム効果」を利用した占い師の話術も面白い。誰にでも当てはまる曖昧な内容を伝えるだけなのに、相手に個人的な悩みを言い当てたと錯覚させられるとか。興味深い手法だ。

この先には、こちらから占いに誘う機会があるかもしれない。(あ)

トップ写真:占いの館のイメージ。占いは、必ずしも当たらなくても通用する面もあるため、裏(外れ)が無いという意味で「裏無い」と書く場合もあるという=フリー素材を基に阿行作成

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