おでかけサービスがコロナ禍で変化したユーザーニーズに合わせてプロダクトアップデートした話
はじめに
こんにちは、aumoでPM(プロダクトマネージャー)をやっています。殿垣です。
最近は参宮橋にあるイタリアンレストランRegaloの小倉シェフのYouTubeを見ながらパスタを作り続けています。1ヶ月間ほぼ毎日3回パスタを作って食べる生活をしていて、ある程度美味しく作れるようになったので、先日お店を予約して実際に食べにいきました。一言で言うとファンになってしまい、これからもパスタを作り続けて、定期的に通って再現性を高めていこうと思ってます。
さて、aumoといえばWebメディア!というイメージが強いかと思いますが、本日はaumoアプリ内の施設ページをリニューアルした事例をご紹介します。コロナ禍でおでかけ情報におけるトレンドやニーズの変化を素早くキャッチアップして、プロダクトに反映させることができ、結果的に該当するページ訪問頻度が30%高まりました。
リニューアル背景
aumoはおでかけをもっと楽しく!というのをプロダクトビジョンに掲げております。とはいえ昨今のコロナウイルスの影響により外出が自粛される状況が続きました。その中でコロナ前とコロナが落ち着いてきた後のおでかけを鑑みると、ユーザーが得たいと思う事前情報は異なるのではないか?と考えました。
実際にユーザーインタビューを用いた定性調査では、コロナ前と比較して事前に施設に電話して確認することが多くなった、という声がありました。また、Googleの検索アルゴリズムでは、公式情報や一次情報の口コミが重要視される傾向など、記事コンテンツとしてのおすすめポイントだけでなく、営業時間や定休日などの施設詳細情報や実際の利用者の口コミの需要がより高まってきていることがわかりました。
確かに実体験としても行ってみたいと思える場所や施設に出会えても、行ってみると閉まっていたり、「利用できるのは予約者のみ」に変更されていた!なんてケースがあり、記事コンテンツの情報だけでなく、より施設の網羅的な情報を届けるべくリニューアルに至りました。
リニューアルのポイント
主に意識してリニューアルした項目は下記2点です。
1.)施設の概要をわかりやすく見せるような総括的なトップページを作成
以前は記事、写真、情報の3タブで構成されておりました。今回は施設情報をトップタブに出して、概要を掴みやすいデザインに変更しました。先行してリリースしているWeb版にある程度要素を合わせる形を採用しました。サービスとしての統一感を意識しつつも、必要な情報の取捨選択はしていきました。ページとしてのクオリティを一段上げられたのが個人的には良かったなと思ってます。
2.)より口コミを見せていけるように、口コミタブを作成
以前は写真をスクエアで見せるデザインになっておりましたが、ユーザーさんに書いていただいている口コミの本文を読み物として出せるように口コミタブを作成しました。本文に対して投稿日も表示しており、投稿されれば新鮮な情報が随時更新されていきます。
結果と今後
ユーザーの変化が特に見られたのは下記2点です。
1.)に関しては、回遊性の評価項目になります。全体として施設ページの流入が増えており、一人当たりの閲覧数の前後比を比較すると約30%向上しました。再訪が増えたことはページに対しての価値を感じてもらったことが前後で顕著に現れております。今後はさらにユーザーインタビュー等の定性調査をしながら、より深い分析をしていこうと思っております。
2.)に関しては、記事でのおすすめ情報だけでなく、リアルな口コミや営業時間などの施設情報を伝えることで予約の意思決定をアシストできていると考えています。こちらも1.と同様に定性調査をしながら次回以降のアップデートにつなげていこうと思っております。
アプリってユーザーさんと話して、データ見ながらほんとにコツコツ課題をつぶしていくのが醍醐味でもあり、大変な面でもありますよね。
何気なくおでかけする際に触ってもらって、なんかいいな〜って思ってくれるように今後もしっかり改修していきます。
最後に
aumoは絶賛採用活動中です!参考までにテックブログやWantedlyの詳細を貼っておきます。
今回のリニューアルは先んじてiosから実施しています!宜しければ是非使ってみてください!
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