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ありがとう【宇宙杯】絵描きは『宇宙の春』をみた 前後編/〈後編〉


5月5日……みんなの【宇宙杯】のスペースシップが、たくさんの宝物を採取して、無事帰還致しました。
着水時、海上には、果てしなく桜吹雪が舞っていたような……気がしました。

ひろ生は、この薄っぺらい胸が、日が経つごとに、未だにジワジワと感動で膨らみ続けております。

ありがとう【宇宙杯】前編で語りきれなかったことを拙い文章で伝えさせて下さい。

〈前編〉はこちらです。詩のようなものです。
    ↓ ↓ ↓



宇宙船内の春をみた


2月、ビッグキャプテンかっちーを先頭に、宇宙杯クルーのみんなが順々にスペースシップに搭乗していきます。
キャプテンなどは、フライングしてしまいそうなほど、点火が待ち遠しい希望に満ち満ちた宇宙旅行です。
そんなワクワクの中、ひろ生は地上のリアル展の絵の出品を控えていて、焦っていました。
ィヤバイ! 置いてかれちゃう!焦っ焦っ!

「大丈夫、ちゃんと待ってるから!」
キャプテンはじめ、クルーのみんなが手を引っぱってくれました。おしりを持ち上げてくれました……すでに涙……
こうして、ひろ生もこの宇宙船に乗りこめたのです。

2月の出品を終え、5月(ちょうどこれから)、7月、9月、10月と、展覧が続くのですが、ひろ生は線維筋痛症という全身疼痛を伴う病があるため、中々捗らない上に、病院勤めの帰宅時間が遅い。
要領悪いひろ生は、noteを訪れることも極少なく、深夜と早朝のチロチロ……程度になっていました。
さらに頚椎症まで悪化して、どういうこっちゃ! と自己嫌悪に陥っていました。
自分は既に幽霊クルーなのかもしれない……

そんな中、
「ええて、ええて」
「来れる時でいいんだよ」
「大丈夫だから無理しなくていいんだよ」
「絵を描いてくれてるじゃない」
胸が詰まって呼吸困難になるほどうれしかった。
泣かずにはいられませんでした。

そして、ひろ生が見たものは、クルー同士の思いやり。
励まし合って支え合って、楽しみ合って喜びあって。
みんなで困難や問題を乗り越えてる。
まさにまさに、宇宙船の中の光景ではありませぬか!
宇宙船の内側でも、友情と結束という美しい宇宙の春に出逢えたのです。

そしてそれに応えるかのように、数多の優れた応募作品。
輝いていました。
この春、宇宙杯のクルーの一員でいられたこと、感謝します。
ありがとうございました。
ひろ生の心にもみんなの思いやりと煌めいた言葉を通して、春の花が咲きました。
心からありがとう。



「宇宙の春をみた」

SMホール 油画



そしてそして、すでに次の大会の足音が…………

【鶴亀杯】

夏の句、歌を用意して待たれよ!!!




かっこいい〜〜!


このあと、ありがとう【宇宙杯】番外編が続きます。
宇宙杯記事執筆中の怪現象……予告





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