見出し画像

箱庭的ピュアオーディオの薦め"AUDIO STYLE"別館としてnoteを立ち上げてみた

オーディオBlog仲間の「ゆきちゃのーと」氏が、徐々にTwitterの比率を下げてnoteに移行したい云々の話をしていたのだけれど、その話に便乗する形で思いつきで自分もnoteを立ち上げてみた。タイトルはとりあえず「ぱすてるぴあのの雑記帳」とする。

✅メインBlog 箱庭的"AUDIO STYLE"の現在

2005年2月より18年続いているメインBlog『箱庭的ピュアオーディオシステムの薦め"AUDIO STYLE"』も、実は当時のオーディオ仲間とのチャット中に思い付きでそのまま適当に立ち上げたのが始まりで、そもそものルーツにはあまり計画性が無かったりする。

現状、体調面の問題もあってまともにメインブログの更新が出来ていない。Twitterについても昨年後半からは殆どツイートが出来ず、3月から再度休止状態になっている。こちらも近年はオーディオと音楽のTwitterアカウントと云うよりは、ひたすら自撮りの花写真botになっていたけれど。。。

今回あらためてnoteを立ち上げたのは、推敲しない長文の文章を気軽にぽんぽん書き連ねる場所が必要だと感じていたから。本来、Blogとはその為のフォーマットだった筈なのだけれど、現在ではGoogleのBlogサイト品質への要求ハードルが高くなり過ぎ、雑な投稿をしてしまうと、事実上の評価下げにより検索アクセスを簡単に失う仕組みになってしまっている。そして検索順位を失うのは容易い反面、現在のGoogleのEAT偏重のアルゴリズムでは、どんなに記事の品質が高くてもアクセスを増やすのは極めて難しい。

現状のBlogは、本気で構成し、推敲して100%近く完成された内容の記事で無ければ、そもそも投稿すること自体がリスクになる。月間10-15万PVの、そこそこ訪問者のいるBlogを長年運営してきた僕にとってアクセス減はストレスでしか無い。それもあって、よほど体調が整わないとメインブログの記事作成が出来ない・・・長期休止を繰り返すと云う悪循環に嵌まってしまっているのが正直なところだったりする。。。

✅Twitterの運用について

Twitterについては、140文字の制限からも見て判るとおり、本質的に長文で個人の意見を自由に述べる事が許されるフォーマットにはなっていない。何らかの「独自の意見」の様なものは、誤読と反論と罵詈雑言の矢を浴びる覚悟で、尚、情報と言論に影響を与える強い意志と意図を持つ場合にのみ継続可能な仕組みだと思っている。

はわりと好き勝手に自分の意見を述べていた僕だけれど、Twitterに人が増え、何度かの望まぬ方向での不毛な議論を経験した。その結果、徐々に八方美人的な振る舞いに収束せざるを得ず、気づけば当たり障りの無い花写真botになってしまった。自分の個人的な意見に過ぎないツイートに、斜め方向から的外れで不愉快なリプライが来ることは少なくないし、周囲の迷惑になるため、波風が立たぬように言い訳を考えたり、下卑た嫌みに見て見ぬ振りをしてやり過ごすストレスも含めると、正直なところTwitterはもう居心地の良いSNSでは無い。

そんな中でTwitterフォロワーが1000人を超え、相互フォロワーさんを通した日々の情報収集にあまりにも時間を取られた結果、本来のBlog運営に必要な時間とメンタルリソースの大半をSNSに削がれてしまい、本末転倒する事態に陥ってしまっていた。

その点、Blogメデイアは自分のテリトリーなので、希におかしなコメントは来るにしろ、生殺与奪の権限はあくまでブログ主側にあり、ほぼ一方的に近い形での情報発信が出来る。だから僕の中では常にBlogこそはメインの情報発信ツールであり、SNSは本質的にBlogの更新情報を流すための補助ツールでしかない。

✅noteの運用方法について

noteについては、数年前から一般的な情報収集目的で、様々な分野のクリエイターをバラバラにフォローしつつ、気が向いたときに眺めていた。本職のライターさんも多く、長文の文章情報がメインでBlogに近い。けれど、現在のBlogとは違い、SNS的な交流感覚や#によるnote内での水平の繋がりを作りやすく、15~20年前のBlog黎明期にみられた本来のBlog形式が、ある意味リバイバルしたメディアになっている様にも見える。Twitterとの相性も良く、ライターがTwitterを導線にしてnoteに誘導するケースも良く見かける。

アフィリエイトは禁止されていると勝手に思っていたけれど、Amazonアソシエイトについてはどうやら可能らしい。また、気に入った記事に対し、読者側がサポートする形で好意で投げ銭が出来るのも面白い。YouTubeのスーパーチャットやpixivのFANBOXが普及するにつれ、こういったクリエイターへの支援スタイルも、徐々に社会に受け入れられつつあるように思う。

昨日までの数年間ずっと読む側に徹していたnoteだけれど、とりあえずのお試し的に3記事ほど続けて書いてみた。文字通り下書き無しの殴り書きになる。本来なら自分だけが見えるEvernoteの閉鎖空間の中で行われている思考作業を、途中でそのまま公開する感じだ。

Blogの場合、Evernote内にあるこれらの雑文、散文を繰り返し推敲しつつ、livedoorBlog内の編集画面で画像や商品リンク等を絡めて編集してレイアウト。最終的なブログ記事へ仕上げるのに、はっきり云うと中身の文章を書く時間以上の作業時間を取られる。僕の場合、長文を書くことが全く苦にならないため、文章で0から80を生み出すのは容易いのだけれど、その先にある80を100(実際は95)の完成度まで煮詰めるのには、遥かに大きなエネルギーを要する。そのため、現在の様に最初から95%以上の完成度がBlogメディアに要求されている場合、体調的な面で尻込みしてしまい、筆が折れてしまうことがままある。そしてそれがこれまでBlogで再三にわたり長期休止を繰り返してきた本質的な理由だったりもする。

その昔、2005-2013年くらいまでのBlog全盛期は、箱庭的"AUDIO STYLE"も思いつきの殴り書き記事が多く、あまり完成度を気にせずに、毎日或いは隔日的なペースで誤字脱字だらけの雑文を投稿していたけれど、その頃は読者が今よりも2倍はいた。しかしGoogleの度重なるコアアップデートで雑記雑文投稿形式の個人Blogに対する評価が大きく下げられた結果、生き残るには、権威と信頼性に裏打ちされた、見た目に完成度の高いしっかりしたサイトである事が要求されるようになってしまった。

現状、僕がBlogの物書きとしての活動を再起するためには、何かしら、メインのLivedoorBlogではなく、そしてTwitterのような四方八方衆目に晒されたSNSでもない、とりとめのない雑文を、プレッシャーを感じない中でもっと気楽に投稿出来る環境が必要なのは薄々感じていた。

実際にこうやってnoteでつらつらと文章を書いてみると、まだ半分も細かい機能を理解していないけれど、シンプルで直感的に文章が書きやすいToolになっている。本職のライターでnoteを使う方が多いのも頷ける感じだ。一時保存が自動では無く手動なのが若干不安な部分ではあるけれど、書きながらPCとiPadを行ったり来たりしてもタイムスタンプが混乱せず、双方の端末で表示されるのはありがたい。誤字修正や細かな編集への都度のアクセスが簡単なのも助かる。

✅本館 箱庭的AUDIO STYLE / 別館 note ぱすてるぴあのの雑記帳の違い

雑文とは云え、noteでは本来Blogに上げたい記事やレビューの草稿を中心に書きたいと思っている。noteで繰り返しリライトし、ある程度中身を煮詰めてから、箱庭的AUDIO STYLEに完成版を本投稿するスタイルを目論んでいる。この場合には内容が重複してしまうので、noteの草案については本記事へのリンクと画像を置きつつ文章を削除することになるだろう。とは云え、結局noteに記事を残したたまま、主Blogへの移行をしないケースも出てくるだろうと思う。その意味で、本館 箱庭 AUDIO STYLE/別館note的な扱いで、重複しているようで重複していない関係を作れそうな予感がする。全体として、本館/別館の記事を相互リンク形式できめ細かく繋げていくイメージになる。

あとはGoogle都合で専門性を要求するメインBlogでは書けなくなってしまった、主題の音楽とオーディオと外れる内容の雑記なども、noteには思いつきのまま気軽に書きやすい。とにかく、あまり読み手を気にせず気楽に駄文を書ける環境が僕には必要だった。それならこれまで通り自分以外誰も読まないEvernoteで良いでは無いか?と思われるかも知れない。けれども、幾人かの知り合いを含めて、一応読んでる人が居ると云えば居る・・・くらいの緩い公開感があると無いとでは、不思議な程、筆の進み具合が違ってくるものなのだ。。。

現状の無料版noteの場合コメント機能はオフに出来ないので、案外色々な人の目に留まり、書き手の負担になるレベルでコミュニケーションを要求してくる人が出てきてしまうかも知れない。そうなったときは課金してコメント機能を閉めるかも知れないけれど、まあとりあえず暫くは大丈夫だろうから、それはその時にまた考えることにしよう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?