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私のクラスメイト(中学校)⑩

さて、今日も書いていこうと思う。私は彼とも、同じ幼稚園だったが、違うクラスですごしている。小学校時代も他のクラスだったが、存在は知っていた。外見は、結構すぐ仲良くなれそうな感じはしていたのだが。。。

そして中学になって同じクラスになった。出席番号では、私のすく後ろだったのだが、そんなに濃い接触はなかったように記憶がしている。容姿から、母方の従兄弟の1つ年上の従兄弟と重ね合わせて見ていた部分もあるのかもしれない。

背丈は中くらいで、髪の毛は少し長めだった。学校の成績は、トップ組の次あたりを走っているようなイメージで、いつも成績のよいクラスメイトに取り入ろうとしているイメージがあった。そして、場面緘黙の名残で、消極的な私は、どこか彼に見下されているような、そんな気がしていて、私からも彼に対しては、そんなに深くは関わろうとしなかった。見た目は仲良くなれそうな感じだと思っていただけに、少し残念な気持ちであった。

なんというか、表現が適切ではないかもしれないが、自らを優秀ならように見せようとしているように見えていて、よく誤った知ったかぶりをしていた印象がある。私はそれが間違っていると分かっていても、そんなに率先して発言するキャラではなかったので、そのまま黙って見ているだけだった。

2人だけで遊ぶような事はなかったが、1度彼の家の前に、私ひとりでいるようにと、別の友達に言われていた事があった。私に気づいたのか、彼が家から出てきたが、「何しに来たの??」とか言われたようの気がする。

あとはエピソードなのだが、出席番号が後ろだったという事もあり、連絡網を回す際、私が彼の家に電話して用件を伝えなければならなかった。

私は、親しくない人に自分から電話をするというのが、当時とても苦手だった。なかなか電話できずにいると、また母親から「何してるんだ!早く電話しろ」とかいろいろ言ってくるのだが、なんともガチガチに緊張してしまっていた。

腹を括って電話するも、同じクラスの同い年のクラスメイトなのに、敬語になってしまって、彼もその私のたどたどしい敬語に「わかりました…」と言って電話を切るのだった。

学年が上がっても、私と彼は相性がよくなかったようで、あまりよく話した記憶はないが、なんというか成績の良い人ばかりに話しかけていた印象がある。

高校は地元の公立高校に受かったものと思われる。

後から聞いた話なのだが、彼の父がとても教育熱心であったということと、30代前半まで、アルバイトの1回もすることなく公認会計士を志望し、落ち続けていたのだとか。。

その後の経緯はよく分からないが、現在は公務員として働いているという。

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