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カフーを待ちわびて

優柔不断な彼と突然現れた彼女の恋愛物語。

沖縄に住む主人公明青(あきお)が、とある恋愛スポットにて「嫁に来ないか。幸せにします」と書いた絵馬。

それを見てお嫁にしてくださいと実際にきてしまったヒロイン幸(さち)。

そんな二人の淡い(やさしさを感じる)恋の物語。

舞台が沖縄だからか、のどかというか心地よいゆるさというものを感じた。

結末はとてもよかったのだが個人的に気になるというか気に入らない箇所がある。それは、終盤明青が幸との別れを決心した出来事をつくった人物のことである。

渡、お前のことだからな?お前、親友きどってラストで涙流して一人で勝手に悲しんでるけど、このぐっちゃぐちゃな状況お前が作ったんだからな?俊一がやろうとしてることを止められなかったとか勝手に罪悪感に苛まれてぐちぐちした挙句途中で吐露して自己完結して。計画した俊一も悪いが、それを知ってすぐに言わないどころか、途中で吐いたお前が一番タチ悪いわ!お前が明青に対してお前はバカヤローとか言う資格ないわ!

ほんっとよく明青はゆるせたもんだ。



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