旧友が届けてくれた、タイムカプセル
少し疎遠になっていた大学時代の友達がいたのですが、幸運なことに最近、また連絡が取り合える仲になりました。
友達はアメリカ人で、彼が日本に留学していた頃に出会いました。その子が「年末、昔のパソコンを掃除してたらこんなリンクが見つかったよ。覚えてる?」と今朝連絡を来れました。
なんのことだろう?とリンクを開いてみたら、大学生の頃、私が書いていたブログでした。
書いていたことすら覚えていませんでした。でも掲載されている写真は間違いなく私が撮った写真。
内容は自分が作った料理、訪れたカフェ、友達と遊びに行った場所などを書いでいました。暇な学生だからできたことかもしれませんが、日々のありきたりなことに感動して沢山写真を撮って記録をしていました。文体は喋り口調で綺麗な文章ではなく、一つ一つの記事は短い。でも意外と読みやすい。
記事の中には亡くなった祖母と出かけた話などもあり、祖母との思い出を振り返ることができました。
ちょっと自分に感心したのは、飽き性な私が意外と89本もの記事を書いている。
自分の記事をまじまじと読むのは恥ずかしいけど、自分を再発見できるような不思議な時間を味わいました。
しょうもない内容なのですが、毎日を一生懸命生きていることが伝わってくるような。
写真のおかげもあって、当時私が見ていた景色、世界観を見ることができました。
書き続けていた自分に感謝です。
日々の出来事を「いちいち書き残すほどのことではない」などと思わずに、自分の目に映った、心で感じた記録を未来の私に見てもらうのも悪いものではないのかも知れません。
自分のため、誰かのために執筆というものは続けたいと思える瞬間でした。
アメリカ人の友人は、当時日本語はあまり話せませんでした。それなのに、こんな私のブログを保存してくれていて、教えてくれた旧友に感謝です。
ちょっと感動したお話でした。
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