虚弱がゆえ







なんでだらだらと書けないんだろうか
何に怖がっているのか

灰になってちらついているのは自分か
それを見ている目の持ち主なのか

この心持ちはいったい

苦手な人の多さの関係もあって疲れただけだろうか
いったい何をしに東京へ来たんだろうか
本当にただの逃避行だったんだろう





事務机を挟んで翌る日という役員と向かい合うような
このなんとも言えない圧迫感は
果たして季節の変わり目のせいだろうか




いったいいつまでしょって歩くのだろうか

いや、例えば人生が窮屈な八方塞がりだとしたら
悩んでいる時間というのは
なんとも自由の幅が広いようにも思えてきた




 
とにかく何かのせいだろうと思うことにして
明日からのまたいつもどおりの生活に
期待していればいいのだろうか






凡人そらを見ている

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