自炊し始めてから作った中華料理
私は横浜市内に5年住んで町中華にたっぷり親しんだ後、それが気軽にできない土地に引っ越した。それをきっかけにレシピを調べて積極的に自分でも料理するようになった。和食・洋食・エスニック(※専らカルディ頼み)にも手を出しているが、作る頻度で言えば中華が圧倒的に多いように思う。
麻婆豆腐は何回作ったか分からない。毎回ちょっとずつ味付けを変えている。市販の「麻婆豆腐の素」を使うこともあれば、別に買った甜麺醤および豆板醤を用いて合わせ味噌を作りもする。
そうした時には毎回調味料の配合を変えてもみる。さらには日本の味噌を使ったり、挽肉に火を通すところで花椒を加えたりもする。前者は味を和風に、後者は四川風に近づけてくれる。
麻婆茄子は横浜にいた頃に職場近くの店で食べて衝撃を受けたメニュー。これと次の回鍋肉は自分でも何度か作ってみたがなかなか美味い店の味には及ばない。でもこれはこれでそこそこ良い。
中華料理の中でも、自分は特に味噌炒めが好きなんだと気付いた。さらにその中で一品だけ選ぶとしたら回鍋肉。今まで食べた中では浦賀の店のが一番だった。何度作ろうともあれには到底及ばないだろう。
一番好きなのは回鍋肉であっても、特に空腹にになったときに一番食べたくなるのは酢豚だった。 この中では一番ハードル高かったけどクックパッドで検索して最初に出てきたレシピで驚くほど簡単に美味しく作れた。
ここまでに挙げた料理を作るのに使う具材は普通のスーパーで揃うし、調味料もいわゆる「さしすせそ」に加えて甜麺醤、豆板醤、料理酒、ごま油を常備しておけば足りる。
こうして自分で作れるようになった上で美味しい店に行くと、前よりも増して本格派の味を楽しめる気がする。なんというか、素直に感動する。そのおかげで食事の楽しみの深みが増した。
そのようなわけで、自分の好きなことについて書いてみた。
ここ一月ほど自らの思考や感情といった内面のことを綴ってきて一区切りついたので、これからしばらくは好きなこと・好きでやってきたことの話をしてみたいと思う。ここまで読んでくださったことに感謝したい。
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