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エージェントについて語る

久しぶりにnoteの色んな人の記事を読んでいるとバンクーバーに来ている日本人て思ったより多いんだなぁと感じます。
そして意外にも学生やワーホリだけじゃなくて社会人留学の人やこっちで仕事をしている(探している)人も多い印象です。

要は色んなバックグラウンドがあって皆それぞれ何かしらの決断をして異国の地に来ているわけで1人として全く同じ状況の人などいないわけですね。
それでも似た境遇の人の話を聞くのは参考になるし時にモチベーションも湧きますね。

はい、今日はエージェントの話です。

ひと口にエージェントといっても形態は様々で大きく分けて以下の3つに別れると思います。

  • 留学(学校の斡旋)だけ

  • 移民コンサル(永住権を含むビザ)だけ

  • 上記の両方

私はこっちで学校に通ったわけではなく最初から永住権を取りたいと思って来たことと奥さんがカレッジに通う予定だったため日本にいた頃から学校選びだけでなくその後の永住権の取得もサポートしてくれるエージェントを探していました。
むしろ永住権のための学校選びといっても過言ではなかったです。

結局、色々あって3社のお世話になりました。

A社

奥さんのカレッジを紹介してくれた留学エージェント。
2019年に話を聞いてきたエージェントでもあります。

学校選びの際は通う本人が何を学びたいか?卒業のキャリアはどう考えているか?ということはあまり聞いてくれず永住権を最も効率よく(より早くより安く)取るためにはどこの学校に行けばいいか、という観点でしか見てくれませんでした。
まあこれはこちらも永住権が最優先で話を進めていたこともあるのでお互い様ではあるんですが、奥さんがカレッジに通うのを見ていてスキルが身について就職しやすくなるわけでもなく「これ卒業した後に何も残らなくね?」と強く感じていて、本当にポスグラと永住権のためだけのカレッジだなと思っちゃうわけです。
それはそれと割り切るのもひとつだけれど、卒業後のキャリアをもっと真剣に考えてもよかったんじゃないかと。
そこは「永住権だけじゃなくて卒業後のキャリアも大事ですよ」と言ってくれるのができるエージェントな気がします。
「やりたいことがあるなら永住権取った後に留学生料金じゃなくて現地人と同じ料金で安く学校でもどこでも行ったほうがいいですよ」と言ってましたからね。
それが現実であり本音なのかもしれませんが。

ここは移民コンサルタントも在籍してて永住権に向けてのアドバイスもしてくれていましたがこの移民コンサルタントとの相性が決定的に悪かったです。
「これってAですか?」と聞いても最初に「Aです」「Aじゃないです」とは答えてくれないタイプの人で話が長い割に結局どっちなの?となることが多く、コミュニケーションがうまく取れませんでした。
代表の方も元SEと言いつつJAVAとJavaScriptの違いもわからないくらいだったので現地就職のアドバイスにも信憑性を感じなくなり、永住権は他のエージェントにお願いすることにしました。
今はもっぱら奥さんの学校に関することだけお願いしてます。

B社

メインでお世話になっているエージェント。
EEとBCPNPの申請はここにお願いしました。
ビザ周りだけでなくエンジニアの現地就職についても的確なアドバイスをしてくれるので助かってます。
WebやメールだけでなくSlackで連絡を取れるようにしてくれているのがありがたいです。
他の方からの質問が多い内容については解説のYouTube動画を作ってくれたりサポートも手厚いのが安心感があります。

C社

補助的に利用させてもらっているエージェント。
事前にまとまった時間を購入しておき、ZOOMやメールの回答などで利用した時間が持ち時間から減っていくシステム。
どちらかというとセカンドオピニオン的な位置付けです。
A社やB社で提示された方法や方針以外に何か道はないか?と自分たちが疑問を持った時に利用させてもらっています。
ここは時間買いしているのでこちらの都合のいい時に都合よく使えるのが一番の魅力。


どのエージェントも人との相性はもちろんのことエージェント個人の特徴(経験や知識量、情報を仕入れる人脈等)が違うので実際に話を聞いてみてどこにお願いするのか決めるのがいいかと思います。
少なくともこちらの質問に対して納得のいく答えが返ってこなかったり不安になってしまうような回答をしてくるエージェントはやめておきましょう。
ただでさえIRCCの対応がグダグダなので精神衛生上、非常によくありません。

あと、これはどのエージェントにも言えることですが、制度やビザの要件の変更、発表などを向こうから個別にアナウンスしてくることはほぼありませんので自分から常にアンテナを張るようにしておくことが重要です。

私もバンクーバーに来てから制度の変更がありましたがエージェント側から個別にアナウンスはありませんでした。
(BCPNPはNOCカテゴリによるポイント付与があったが2022年11月からポイント計算方法が変更になりNOCカテゴリによるポイント付与は無くなった)
その際も「もっと早めに連絡くれたら違う対応ができたんですけどね・・・」と言われたくらいです。
自分から積極的に情報を仕入れてエージェントに問い合わせる、くらいの姿勢が必要です。

自分が持っている情報が古くて何か不利益があったしてもエージェントは基本何もしてくれません。
自分の人生に関わることなのでエージェントに任せっぱなしもダメだなと改めて思う次第です。


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