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【ティール・ビデオ・マラソン】7. IF THE CEO IS NOT ON BOARD①②

2018年1月に日本語版が発刊された『ティール組織』。
著者のフレデリック・ラルー氏が原書出版後から5年の歳月をかけて公開した131本のビデオシリーズを毎週視聴するイベント【ティール・ビデオ・マラソンwith ホームズビー】に参加しています。

一緒に参加する人たちと感じること、考える事、思いつくことなどを共有し、気づきの多い時間を過ごした後に、当ログを残しています。

第7章に突入です。

※当ブログは、ラルー氏の言葉と、一緒に視聴しディスカッションした参加者の言葉と、私自身の言葉が混在しています。

CEOが乗り気でないなら、やるべきことは1つ。


組織全体が根本的に変わるための条件は2つ。
1つ目は CEOが乗り気なこと。
2つ目は組織に君臨する取締役会やオーナーが乗り気であること。

それが叶わないなら、やるべきことは1つ。

現行のパラダイムの中で「健全な組織」を目指すこと。

組織には どの段階においても不健全な形と健全な形が存在する。
「不健全」から「健全」へ“水平的に”変化することを目指すこと。

パラダイムをシフトさせることを目標とせず、今いるパラダイムの特徴を理解して、不健全な状態があれば健全な状態を目指せばいい。

あえてティール的な組織であることが理想だと掲げずに、今のパラダイムを健全にしよう、というとても現実的で実現の可能性が高まるメッセージだと感じる。

「健全」とは何か。
自分の組織がどのパラダイムにいて、何をもって「健全」とするかは、組織によって違いそうだ。「健全さ」を決めるのは、そのパラダイムを構成する人、に依るのではなかろうか。


覚悟はあるか。

組織に変革を起こそとする人たちに、ラルー氏は問いかける。

「どのくらいの歳月をそれに捧げますか?」
「クビになるほどの覚悟がありますか?」

変革を目指す取り組みは既成概念にない行動。ぬり絵の線の外側に
色を塗っていくようなものだと例える。

そしてそれができるほどに「強気」でいるために、プランBを持つことを勧めている。

辞める覚悟があるなら、今いる組織で思い切って行動してみては。思い切って行動することで得られる経験と学びによって、次の扉の可能性を拡げるでしょう、と。

なるほど。

確かに…と思い浮かぶのは、パートナーとのやりとり。
このまま続くだろう現状に危機を感じた私は、プランBをありありと想像し、プランBでもなんとかなると思えたとき、確かに私は、強気になれた。そしてそれはパートナーとの関係性が一変する出来事となった。

一方で、退路を断って向き合うしか道がない、という種類の「覚悟」もあるように思う。プランBを持たない覚悟。

それは、私にとっては「母親」である自分でいることと向き合った瞬間。「逃げない」と決めた時、それまで「逃げよう」としていた自分の存在と対峙した。それまではあったプランBを、「選ばない」という覚悟。

いずれにせよ、プランBが存在するからこそ「覚悟できる」ということかもしれない。

「今ここ」にいる自分は、複数の選択肢から自ら選んできた自分だということを忘れないようにしたい。

プランBを持とう。


究極のAプランとBプラン。

余談。
先日受けたセッションで、未来をイメージするワークを行った。
理想の未来が全くうまくいかない未来と、
理想の未来がすべてうまくいく未来。

複数のプランの、究極バージョンを考えたなぁと、思い出した。

【Aプラン】すべてうまくいく未来をイメージすることはありがちだし何度もやったことがあるけど、【Bプラン】まったくうまくいかない未来をイメージすることは初めてで、とても辛くて、悲しくて、しんどかった。

ただ、うまくいく未来、うまくいかない未来、どちらの未来にも登場した人がいた。

全てが失敗に終わって、何もかも失った私。
それでもそこにいる人を見つけられたこと。
絶対に忘れない。

これまでの経験で、なんとか自分の役割に気づくことができました。与えられた役割を全力で全うするため、「わくわく」と「ドキドキ」のど真ん中を走ります。 サポートでの勇気づけ、素直に嬉しいです\(^o^)/