見出し画像

コーチやコンサルタント、ファシリテーター等支援者のために【ティール・ビデオ8.1/ 8.2】

旅を共にしていくコ・クリエーション(共創)になろう。


組織にとって真に重要なのは、「3つのレベル」で 旅を共にしてくれる人
1.CEOの伴走者となる人
2.経営陣の伴走者となる人
3.組織全体の サポートをする人

この3つのレベルで自主経営という 新しい世界について考える必要があり、それを考える際には外部の人が役立つ場合が多い。

真実を語り 相手に鏡を掲げて盲点に光を当てる役割。
逃げることなく、他の人がしないような 難しい会話にも取り組む。

リスクをとって関係に 向き合う姿勢を愛と思いやりをもって実行する。

“コンサルティング”や “コーチング”ではなく、ファシリテーターでもない。コ・クリエーション(共創)

組織全体と旅を共にしていく 存在

組織のためにリスクをとったり、組織と共に実験し 成功し 失敗し 学んでいく。そして常に外部の視点を忘れず内部の人が言いにくいことも 指摘していく。組織と旅をしながら 専門知識を注入していこう。


「四象限」の盲点を補おう。

アメリカの思想家 ケン・ウィルバーの理論。人が直面するどんな出来事も どんな問題も4つの面があり 4つの象限(四象限モデル)で 表現することができる。

①外面(右半分):目に見え形に表せる要素

②内面(左半分):目に見ず形に表せない要素ある物事に対して生じる 感情や思考のような、物事の「内側」を眺める視点。

③個人(上半分):個別的な視点
 物事を他から切り離し 単独で眺める視点、個人の育成

④集団(下半分): 集合的な視点
 より広い文脈から 眺める視点

出典:『ティール組織』著者フレデリック・ラルーによる動画シリーズ
「Insights for the Journey(変革の旅へのヒント)」2.2 4つの象限:好みと盲点より


③個人×①外面:行動についての育成
③個人×②内面:マインドセットや信念など内面の育成
④集団×②内面:経営陣が見本を示す
④集団×①外面:システムの変革

自分の好みと盲点を見つけよう。

まず気づくこと。
そして組織内の他のリーダーたちと比較し合うこと。

四象限に等しく関心を向ける人は きわめて珍しい。
だからこそ、変革の力になってくれる人たちと 意見交換をしよう。
オープンに対話をすることで足りない視点を持った人を 意識的に補える。

「乗り気な組織」は必然的に現れる。


ラルー氏が語る結論は、シンプルに集約されている。

しかるべき動機を持ち
しかるべき労力を注いで自分を向上させ
どのような世界に変えていく サポートをしたいか明確にすると
クライアントは 必然的に現れてくる。

原動力となっている本当の情熱を
例え対象が狭まるとしても、リスクを取って具体的に言葉にして主張をしていく。

伝わる相手は必ずいる。
必然的に現れてくるクライアントは、「すでに乗り気」ということ。

【ティール・ビデオ・マラソンwith ホームズビー】に参加しています。


2018年1月に日本語版が発刊された『ティール組織』。
著者のフレデリック・ラルー氏が原書出版後から5年の歳月をかけて公開した131本のビデオシリーズを毎週視聴するイベント【ティール・ビデオ・マラソンwith ホームズビー】に参加しています。

一緒に参加する人たちと感じること、考える事、思いつくことなどを共有し、気づきの多い時間を過ごした後に、当ログを残しています。

※当ブログは、ラルー氏の言葉と、一緒に視聴しディスカッションした参加者の言葉と、私自身の言葉が混在しています。


これまでの経験で、なんとか自分の役割に気づくことができました。与えられた役割を全力で全うするため、「わくわく」と「ドキドキ」のど真ん中を走ります。 サポートでの勇気づけ、素直に嬉しいです\(^o^)/