名作ラジオCM_263
■浅田飴/企業CM
浅田飴 生CM
(番組の途中で・・・)
男:せき・こえ・のどに浅田飴
女:浅田飴は「飴の王様」です。
これは日本の常識
そこで、「浅田飴」を「岩波の広辞苑」で引いてみました。
あったんですよ、大変嬉しかったです。
男:すみませんねー
女:本当に、さすがですね
正確に申しますと、「浅田」という項目に
「浅田宗伯」とありまして、その浅田宗伯がつくり出したのが
「せきどめの浅田飴」だと紹介されているんですねー
男:その宗伯というのは、徳川家のお医者さまで
その後、皇室のお医者さまになりました
女:きちんと載ってるんですよね
男:はい
女:で、他の辞書も当たってみました
三省堂の「大辞林」は「浅田宗伯」は出ていたんですが
「浅田飴」には触れていません
それから他のものですとね
宗伯先生すら見当たらなかったんですね
あの「浅田」浅い田、泥田からポンと
「朝立ち」へいってしまうんですね
「朝立ち」というのは
朝に旅に出ることだと記されていました
中村さんそこで動揺なさらないでください
SE:(笑い声)
女:他の意味は何も書かれていませんで・・・
男:せき・こえ・のどに浅田飴
女:「広辞苑」にも紹介されている浅田飴は生薬配合
しかも、携帯に便利で、旅に最適の必需品です
季節の変わり目に「浅田飴」
最寄りの薬局・薬店でお求めください
(番組に戻る)
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1996年 ACC年鑑 秀作賞
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