6月18日「良さをアピール」

（メルカリで小銭を稼いだ話も出てきます）

最近，自分のポジションが全体を見渡すということもあり，いろいろな人の動きを見ながら自分の動きを考えているうちに，今の職場は美人が多いなぁと感じることを妻に内緒にしているあつめるです。

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今日はメルカリで本が売れました。

今から３５年前に発売されたファミコンの攻略本です。

「ゼビウス」といえば，私たち中年世代にはしびれるほど身に沁みついたBGMが脳内に流れます。

それでは，みなさんリモートで歌ってみましょう。

た～た　たたたたんた　たんたたんた～　た～ら～り

た～た　たたたたんた　たんたたんた～♪

いかがでしたか。忘れてませんでしたか？

この本が当時，定価３８０円でした。

これを，あろうことか，１０００円で出品。

送料は元払いなのですが，

スタバでラテを楽しむことはできます。

しかも，これ，夏祭りの古本市で１０円だったので，ほぼ利益です。

その後８００円に値下げ交渉があったので，即OKしました。

おそらく，

ゲームの攻略本として出品したら，

誰も見向きもしないと思います。

商品紹介文は以下の通りです。

「今となっては，懐かしい人気ゲームゼビウスの攻略本です。ゲームの攻略に使うというよりはその当時の社会の様子を垣間見るための資料程度で考えれば面白いと思います。

昭和６０年発行の本としてはきれいに保存されていたと思います。

値段は一旦，このように設定しておりますが，値下げ交渉にもある程度対応したいと思います。

よろしくお願いします。」としました。

ここには，いくつか仕掛けがあります。

◆仕掛け１◆

攻略本ではなく「資料」としたこと。購入者さんの素性はわかりませんが，私と世代は同じか近い人だと思います。また，このゲームで遊ばれているかどうかもわかりません。

しかし，資料ととらえることで読み物としてのエンタメを提供できると思いました。その当時の思い出が，脳内を流れるBGMとともによみがえることは間違いありません。バキュラに２５６発撃ち込もうと毎晩ソルバルウを操縦してた場面かもしれません。思い出はプライスレスです。

◆仕掛け２◆

発行年度を昭和表記したこと。現在は令和。昭和，平成，令和と元号を超えて残っている資料として，クラシカルな雰囲気を醸し出しているのです。中の記事を見たら，いたるところに「古さ」を感じます。

　・コントローラーが四角ボタン。

　・消費税表記がない。

　・付属の郵便はがきが「４０円」設定。

　・所せましと，８ビットの写真。

　・しかも，ブラウン管を撮影してる。

　・「スキル」ではなく「テクニック」表記。

◆仕掛け３◆

値下げの余地を残していること。

消費者にとって安いということは，ほとんどの場合プラス。中には，あえて高い商品を買うことに意義を見出している人もいますが，多くは安いほうがいいはず。それを見越して初めに高めの値段設定をしています。「１０００円」から「８００円」は，桁も１つ下がるので，「１２００円から１０００円」や「８００円から６００円」よりも値下げ感が大きいのです。

ここで言いたかったのは

「せどりがうまいでしょ？」とか

「メルカリやらない？」ではなく

「良さをアピールすること」

です。

物にせよ人にせよ，それが持つ良さを相手にどう伝えるかを身に付けるのって大切だなぁと再確認しました。

明日も，子どもたちの良さをたくさん見つけます。

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人の良さを見つけようとするならば，とにかくコミュニケーションが大切です。

特に「質問力」を意識して，相手に何を尋ねれば，喜ばれるか，信用されるかを考えて，その人に合う質問をするようにしています。まだまだ，努力せずに質問できる人にはかないません。

今，美人の多い職場にうらやましいと思った人は

「あつめる君の質問って，『次の休みヒマ？』とかじゃないよね？」

とコメントしてみてください。