【書評】自分の小さな「箱」から脱出する方法

私の読書パラメータ(自己紹介)

読んだ本の数:100冊くらい
読むペース:1~2冊/月
自己啓発書を読んだ回数:たくさん
よく読むジャンル:自己啓発書、ビジネス書

本紹介

人間誰しも自分の「箱」に入りイライラしたり、人間関係のトラブルを引き起こしたりしている。本書はそれらを解決するために考え方を変えるきっかけを与えてくれる。

一番印象深いのは、自分を裏切った時に正当化しようとして相手の印象が悪くなっていくというもの。本書では自分の子供が夜泣きをした時を例にしている。

夜中に自分の赤ん坊が夜中に泣いている時、妻を眠らせておくために自分が起きなくてはと思った。しかしそうはしなかった。妻も寝たままだ。

この瞬間になにが起こるのか。自分の行動への正当化だ。そしてパートナーへの批判へとつながる。自分は働いているのだから仕方ない、明日も朝早いのに起きてしまった、妻は狸寝入りをしているのかもしれない、なんて酷い妻だ、そんな酷い妻に耐えている自分はなんてできた夫だ、などと。

これを読んではっとした。状況は違うが思い当たる節はある。理不尽にイライラして、無駄に人間関係を悪化させていた。自分を裏切っていないか、正当化しようとしていないかに気をつけなければならない。

パートナーとの関係悪化を例に出したが、他にもこんな方にはぜひ読んでもらいたい。

・会社で思うように成果が出ないと感じている方
・イライラしやすいと感じている方
・「箱」が気になる方

上記に当てはまらない方でも得るものは大きいはずだ。


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