あつくちすずめ

ボードゲームが大好きなエンジニア。 Twitter:@atukutisuzume

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最近の記事

新機能開発のふりかえり

仕様技術で学んだこと仕様技術に関する学びは別途まとめた。 中盤での大きな仕様変更今回開発したのは自分が提案した機能。仕様は提案者の頭の中にあるだろうということで、「とりあえず提案者が軽く作ってからメンバーでブラッシュアップしていこう作戦」で進めることに。つまり、技術調査/仕様検討/開発を並行して進めていた。 その結果、やはりと言うべきか中盤で仕様を大幅に変更した。変更理由は「検証担当に仕様が伝わらなかった」から。検証担当に伝わらないのだからユーザにも伝わらないだろうという

    • Nuxt/PWAを初めて使ってみた

      Nuxt 新機能の仕様技術としてNuxtを選定した。「1つ前の案件でチームがvueを使っていた」「PWAを簡単に導入できる」「流行りの技術を使ってみたい」というのが理由だ。 触ってみて思ったのは、ディレクトリ構成が決まっているので深く考えなくてもある程度きれいな構成になるということ。何度かアサインメンバーを変更したが、みなすんなり開発に入れた。 自動整形を全員の環境に上手く導入できなかったのは課題。 失敗した点は2つ。 1つ目はデータの取得をコンポーネント側に書いてしま

      • ふりかえりは本当に必要なの?

        忙しくてふりかえりが形骸化する。 ふりかえりの効果が分からなくて、だんだんふりかえりをしなくなる。ふりかえりの効果測定をする時間がない。 ふりかえり大事なのは分かるのだけど... という話を聞いた。 無理にふりかえりをする必要はないと思う。ただし、改善を回し続ける仕組みは必要だ。 仕組みの一つとして雑談がおすすめだ。週に15分~30分確保して仕事に関する雑談をする。気軽にできるし、意外とアクションにもつながる。 まとめ改善をまわせる仕組みがあるなら、必ずしもふりかえ

        • 【読書メモ】THINK EDIT

          事前にリサーチして行く取材はただのトレースになりやすい。歩いてリサーチするとストーリーが生まれ深みがでやすい。 新しい発想にはエピソード情報が大切。心に残るエピソードは人々の記憶に残る。エピソードを集めれば新しい価値を生むことができる。 ①ネタを持ち寄る(キーワード) ②かたりあう(エピソード) ③共感ポイントを探す(ニーズ) ④新しい価値を見つける(インサイト) ④の新しい価値はニーズを何かにフォーカスすることで発見できる。場所や人物、時間等だ。対比を用いるというのもあ

        新機能開発のふりかえり

          【読書メモ】魔法の世紀

          正直に言うと自分には難しい本だった。アートに興味がある人ならさくさく読めるかもしれない。 本書のタイトルである「魔法の世紀」とはこれから訪れるであろう未来のことだ。20世紀は「映像の世紀」。つまり象徴的機械の時代だ。さらに言うと、人間が知覚できる解像度に縛られた時代だった。 「魔法の世紀」とは人間が知覚できる解像度に縛られない、より高い解像度のメディアの時代である。 例えば、光を触覚的に体感することも可能なのである。 とてもわくわくする。

          【読書メモ】魔法の世紀

          【読書メモ】子育ては心理学で楽になる

          親目線、子供目線の両方で解説されておりとても納得感があった。さらに、実践すれば子供の成長に良いだけではなく、夫婦円満、自分の成長にも繋がるという良いことづくめの本だ。 何故DaiGoが子育て本なのか?これから子育てする人、子育て中の人にはぜひ読んでもらいたい本。子育て経験のないDaiGoが書いた本を読んでも...と思うかもしれない。 DaiGoも執筆依頼を受けた時は断ろうと思ったそうだ。だが、読者からのメッセージに自分の心理学が子育ての役に立ったというものを見つけた。それ

          【読書メモ】子育ては心理学で楽になる

          【読書記録】学校に入り込むニセ科学

          大部分がTOSSという団体への批判だった。そのような団体にも紹介されているニセ科学にも馴染みがあるものが少なかったためあまりピンと来なかった。 ニセ科学への反論については根拠があり分かりやすかった。 一番印象に残ったのは、無農薬も安全とは限らないという話。虫食い等あると植物が抗体のような物をつくるということは知っていたが、さらに詳しく知ることができた。

          【読書記録】学校に入り込むニセ科学

          【読書記録】父が娘に語る経済の話

          経済についての見方が変わる一冊でした。 経済については経済学者まかせにせず自分で考えて行動することが大切と筆者は主張している。そして本書を読むことで自分で考えるための土台となる知識を得られる。 本書では「なぜ世界には経済格差が生まれているのか」「なぜ人間は地球を破壊してしまうのか」この2つの問に回答するために経済を解き明かしていく。 そもそも市場はどのようにして起こったのか?「余剰」である。農作物の余剰によって文字(通貨の変わり)が生まれ債務と通貨と国家が生まれた。これ

          【読書記録】父が娘に語る経済の話

          【読書記録】TikTok 最強のSNSは中国から生まれる

          あと数年で確実に始まる 「動画革命」と 「インフルエンサー経済」。本書ではTikTokに焦点をあてながら未来について言及している。何故動画が流行っているのか。tiktokと他のSNSとの違いは。海外での流行り方は。etc... 所感動画が流行っている感覚はあったが、その裏側はあまり気に留めていなかった。何故今動画が流行っているのか。もちろん通信技術の発展は大きな要因だが、時間をとられないショートムービー等、テキストの強みを動画が身につけつつあることも大きい。 TikTok

          【読書記録】TikTok 最強のSNSは中国から生まれる

          【読書記録】ファンダムレボリューション

          ビジネスの成功にはファンの獲得はかかせない。ではどのようにすればファンを獲得できるのか?ファンを増やすことができるのか? そのヒントとして、本書では数々のヒット商品/ビジネスのファンダムストーリーを多数紹介している。ポラロイドがファンの力で息を吹きかえした裏側は?ディズニーはどのようにファンを扱っているか?ファンの対応に失敗した話。etc... 読書メモファンを考える上で気にかけようと思った3点。 ・コンテンツをファンが育てる仕組みを作ること ・ファンと消費者は違うこと

          【読書記録】ファンダムレボリューション

          妻と楽しむボードゲーム~タルギ~

          妻と私の感想妻(美術系)の感想 とても面白い。毎日勝負を挑んでしまう。 ※購入してから5日連続でやっています。(継続中) 私(理系)の感想 今まで遊んだボードゲームの中で1,2位を争う面白さ。 ちなみに争っているのは宝石の煌き。 5段階評価 ボードゲーム概要プレイ人数:2人 対象年齢:13歳 資源をやりくりしながら部族を繁栄させるゲーム。部族を繁栄させるか、資源を集めるかバランスをとりながらゲームを進めることがキモ。部族カードには特殊能力もあり、上手く使いこなせればゲ

          妻と楽しむボードゲーム~タルギ~

          妻と楽しむボードゲーム~深海探索~

          妻と私妻 美術系。ボードゲームに馴染みはない。 私 理系。それなりにボードゲームを嗜む。 ボードゲーム概要 海底からお宝を集めるゲーム。かけひきを楽しめる。 プレイヤーは1~3の目があるサイコロを2つ振り、出た目の数だけ海底に潜る。止まったマスのお宝を手に入れることができ、お宝(に記載されている点数)を一番多く集めたプレイヤーが勝利となる。 プレイ風景はこんな感じ。 ゲームの進め方ゲームは3ラウンドあり、すべてのラウンドで獲得したお宝の点数の合計が一番多いプレイヤー

          妻と楽しむボードゲーム~深海探索~

          ふりかえりファシリテーションの反省

          ふりかえり概要1年間くらいのプロジェクトのふりかえり。自分はプロジェクトに関わっていない。 今回はプロジェクトを終えてふりかえりをしたいという相談を受けて関わった。 タイムラインを行い情報を洗い出し、lean coffeeで深堀し、感謝で楽しく終わるという流れ。 ネガティブにふりかえって終わってしまった。どんなことがあったかを共有する場であれば成功だが、未来に活かす場としては失敗だったと思う。 あと、時間ぎりぎりになってしまい、わたわたして終わってしまった。 全体的

          ふりかえりファシリテーションの反省

          【書評】自分の小さな「箱」から脱出する方法

          私の読書パラメータ(自己紹介)読んだ本の数:100冊くらい 読むペース:1~2冊/月 自己啓発書を読んだ回数:たくさん よく読むジャンル:自己啓発書、ビジネス書 本紹介人間誰しも自分の「箱」に入りイライラしたり、人間関係のトラブルを引き起こしたりしている。本書はそれらを解決するために考え方を変えるきっかけを与えてくれる。 一番印象深いのは、自分を裏切った時に正当化しようとして相手の印象が悪くなっていくというもの。本書では自分の子供が夜泣きをした時を例にしている。 夜中に

          【書評】自分の小さな「箱」から脱出する方法

          妻と楽しむボードゲーム~バトルライン~

          妻と私妻 美術系。ボードゲームに馴染みはない。 私 理系。それなりにボードゲームを嗜む。 ボードゲーム概要ポーカー×陣取りゲーム。 ポーカーのように役をつくり陣地(フラッグ)をとりあう。 9個のフラッグを並べそれぞれのフラッグに各々が3枚ずつ部隊カードを並べて役(フォーメーション)をつくり、より強い役を作ったプレイヤーがフラッグを獲得できる。 プレイ風景 部隊カード 6色の1~10のカード。計60枚。 フォーメーション(一部ピックアップ) くさび形(ストレートフラ

          妻と楽しむボードゲーム~バトルライン~

          【書評】PIXAR 世界一のアニメーション企業の今まで語られなかったお金の話

          私の読書パラメータ(自己紹介)読んだ本の数:100冊くらい 読むペース:1~2冊/月 経営者ストーリー本を読んだ回数:初めて よく読むジャンル:自己啓発書、ビジネス書 本紹介ピクサーが、何を強みとして、何を切り捨てて、どういう戦略で発展しのかが分かる。ディズニーとの交渉の裏側の話もあり、読み物として面白い。 経営者視点の話を読んだのは初めてなので、会社を違う視点でみるきっかけにもなった。 具体的な学びはなかったが、この分野に関する自分の教養が浅いためだろう。 今後も経

          【書評】PIXAR 世界一のアニメーション企業の今まで語られなかったお金の話