【基礎4】バイエル80番~90番
2020年5月に電子ピアノを購入し、38年ぶりに独学でピアノを基礎からやり直すことにした。
この続きの話。
ピアノ購入から2ヶ月と少し、ようやく80番に到達した。
練習期間(2020年8月4日~10月13日)
80番台の壁
大人の初心者でいきなり有名クラシック曲に挑戦し、素敵に演奏される人を見かけるがそれはごく稀なケースだ。
たいていは楽譜が読めない、指が思うように動かない、練習する時間がない、弾きたかった曲は難しすぎる、簡単な曲しか弾けずそれさえも思い通りにならないことのほうが多い。
だから、初心者がバイエル(もしくはそれと同程度の教本)を一冊全て終わらせることはかなりハードだ。
バイエルは80番台に入ると急に難易度が上がる。
前打音、新しい調性、曲中での転調、16部音符・・・楽譜上の新しいことも増えるが、指使いやリズムなど曲をまとめることそのものが難しくなり、より多くの練習が必要となる。
まさにバイエル80番台は初心者の前に立ちはだかる高い壁、ここでやめてしまう人も多いと聞く。
実際、私も子供の頃に苦労した、独学のまま続けていたら投げ出してしまったかもしれない。
トゥルントゥルン80番
難しいけど、弾くのが楽しく大好きな1曲。
二長調からト長調に転調するところで出てくるトゥルントゥルンと聞こる前打音とその後の跳ねるようなスタッカティシモが大好き。
ホ長調81番
バイエルの中で一番黒鍵を使う今日ではないだろうか?
80番と同様かなり手こずったが、可愛らしくとても楽しい曲。
雪やこんこ88番
88番は符点の付いたメロディと左手の保持音を学ぶ曲だが、曲そのものは雪やこんこそっくり。
80番台は各曲ごとに異なる難しさはあるが、曲調もバラエティーに飛んでいて面白かった。
またN先生の指導のお陰で演奏する上でフレーズの歌い方、終わり方、強弱の付け方、苦手箇所の部分練習の仕方などアドバイスを頂きとても参考になった。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?