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私は将来〇〇になる。この発表自体に意味はないぞ。


アスレティックトレーナーという、主にアスリートなどをサポートする人になりたたい!と思い、
高校卒業後は専門学校に入学しました。


入学して1ヶ月くらいが経過した時だったと思います。

【皆さんの将来の目標はなんですか?】

というテーマの授業がありました。


テーマの通り、自分の目標をクラス全員の前で発表する というよくありそうな授業内容でした。

一人1枚A4の紙が渡され、その紙にそれぞれが自分の志を書いていく。

学生全員で大きな円を作り、自分の紙を掲げ順番に発表していきました。


僕の同期は割とサッカー出身の学生が多かったからでしょうか。
【将来はJリーグのトレーナーになりたい!】
とか
【サッカー日本代表のトレーナーになりたい!】
と発表している人が多かったと思います。

他には【Bリーグのトレーナーになりたい!】
という人もいたかな。

とにかく、僕の体感だと8割以上はプロスポーツチームのトレーナー
だったんですよね。。

入学して1ヶ月しか経ってなかったし友達も全然いない状況だったから、
「あ、こんなに自分と同じ道の人がいるんだ!」
と驚いたのを覚えています。

ちなみに僕もみんなと同様【Jリーグで活躍するトレーナーになる!】
って書いた気がします。。。


あの授業から約3年。

どれだけの人が今もその目標を追い続けているのでしょうか。

これも僕の体感ですが、約10%。

10%の人間だけがあのころと変わらない目標に向かっていると感じます。


別に将来の方向を変えたから悪いといっているのではなく、
あの発表自体には何の意味もないということです。


義務教育課程の授業でもこのような目標発表会とかはよくありますが、
はっきり言って時間の無駄だなと個人的には思います。。
だってほとんどの人が本気で思ってないもん。。

講師側からするとその時間はある意味気持ちの良い時間なんだろうなと。
なぜならトレーナーとしてそれなりに成功している人や経験の豊富な人である故、プロスポーツにもある程度関わっている人達なわけです。
学生の将来〇〇になりたい=あなた方講師のように活躍したい と受け取ることもできるわけですから。

なので僕は目標発表会なんてのは先生・講師の自己満足授業だよなといつも感じてしまうのです。

そこに1時間使うんだったらその時間を勉強する時間に変えろよと。
そう思いながらいつも時間が過ぎていきました。


本当に信念を持って目標に取り組む人間は何度潰れかけたって這い上がっていくし、僕もそう光景を見たことがある。

やるやつはやるし、やらないやつはやらない。


あの発表で他人の目標を聞いた時から何となく分かっていました。
こいつの言葉ってなんか薄いなとか。口だけだなとか。

3年経った今、口だけのやつは業界からもいなくなっていきました。
夢とか目標とか志は 発表して終わりじゃない。

自分で掲げてどう向き合うか。
そしてそのチャンスを掴めるかどうか。

大事なのは口先じゃない。行動!


おしまい

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