大人になるって面白い
4月からスタートしたギルドインターン。
(ギルドとはなんの会社やという人はこちら)
今回はギルドインターンが始まって初の泊まりでの活動に行ってきた。
今回泊まった場所は、千葉県の館山にあるLAC館山。(LACとは)
2週間前に「今度館山でイベントするから一緒に行っておいでー」とギルド代表のシャンディさんに言われ、何もわからないけどとりあえず「行きます!」と返事した。
イベントには運営側として入ったが、やったことといえば当日の会場セッティングくらい。ほぼ参加者側だった。
準備のため、他のギルドメンバー含め女子3人で、イベント3日前の夜からLAC館山に入った。
LAC自体どんな場所なのかよくわからないまま建物に入ると、管理人の人が出てきて対応してくれた。
すでに泊まっている人が何人かいて、自分たちが行った時には夜ご飯を食べ終えて、管理人の人と一緒にお酒を飲んでいた。
それを見て「ちょっと怖いな」と思った。
母はお酒を飲まない、父は2年前にやめた。自分もまだ学生だからお酒を飲むような雰囲気の場所に行くこともほとんど無い。
自分の中でお酒を飲む=ダメなことをしているというイメージが強くあった。
違う世代の知らない人だし、これから何日か同じ空間にいるのに大丈夫かなと思った。
その日はお風呂に入って寝ようと思っていたけど、一緒に行っていた同じインターン生の子が誘われて、話していたのでとりあえずついて行ってみた。
「ちょっと怖いなぁ、大丈夫かなぁ」と思いつつ。
「ここ座りー」と用意してくれた席に座って、隣にいる管理人のおっちゃんといろいろ話していると、「あれ、意外と大丈夫かも」と思った。
結局、全然大丈夫だった。怖い要素なんてこれっぽっちもなかった。笑
みんな何でも知ってるし、話は面白いし、優しいし。その日の内に気さくに話せるまでの仲になった。
次の日も一緒にご飯を作ったり、卓球したり、話したりした。
その中で、自分の考えてることや思ってることを素直に言い合ってる大人の姿を見た。
自分は、大人ってお酒を飲んだら、日頃の愚痴を言い合ったり、ストレスを発散しているものだと思っていた。
けどお酒を飲みながら人生について真剣に話している。
それが驚きだった。
2日間で、お酒を飲むことへのイメージが変わった。
あと大人へのイメージも変わった。
LACには本当に人間らしい大人がたくさんいる。
面白いことは「面白ーい!」って言うし、違うことは「そうじゃない」ってはっきり言う。
楽しそうに話してたかと思うと、次の瞬間にはすっごい真剣に話してる。
遊ぶときはめっちゃ全力で、負けたら「もう一回やろ!」と悔しがってる。
そして料理は感覚で作る。
こんなことやりたい!って自分の人生を自分で楽しくしようとしている。
そんな姿を見て「ああ、この人たち生きてる」「生きるってこういうことなんだな」って思った。
大人になることに対して楽しそうって思った。
今回開催したイベントは20代限定。当たり前だけど、自分より年上しかいない。
20代限定と言いながら10代がいて、しかも高校生だからみんなに驚かれた。
そしてたくさん可愛がってもらった。(いろんなもの食べさせてもらった笑)
LAC館山で出会った人もイベントで出会った人も、自分を見て羨ましいと言っていた。
17で自分の生きる道を自分で選んで、今たくさんの大人と話せているからと。
正直、なんで羨ましがられるかはよくわからなかった。
自分からしたら、大人が羨ましい。
今の自分はとにかく、面白そう!とかやってみたい!と思う方向に進んでいる。
飛び込んだ先で大人が受け入れてくれて、いろいろ教えてくれて可愛がってくれる。
そういう大人の存在があるからこそ、いろんなことに挑戦できている。
自分なんてまだまだ未熟で、誰かを受け入れる度量もほとんどない。
早く大人のような存在になりたい。
だから「大人も自信持って生きたらいいのにな」と感じた。
そんなことを思いながら、館山での5日間は終了した。
5日間を通じて自分にできることは、こうやって感じたことや学んだことを言葉や文字にして、次の世代に繋げていくことだなと感じた。
なかなか普通の高校生活を送る人にはできないことをやっているからこそ。
これからも感じたことや学んだことを、ここに残していきたい。
写真協力:メンディーさん(Instagram)
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